23年のタイヤ販売は7%減と低調に推移 GfKジャパン調査で
市場調査会社のGfKジャパンによる2023年のタイヤ販売動向が明らかにされた。23年年間のタイヤ全体の販売数量は前年比7%減と低調だった。 夏タイヤは販売数量で前年比8%減。店頭販売は同7%減、インターネット販売は同10%減とマイナス成長だった。特に14インチ以下の軽自動車サイズの販売数量が大きく減った。店頭販売では同9%減、インターネット販売では同20%減と大幅に落ち込んだ。 2年連続で価…
市場調査会社のGfKジャパンによる2023年のタイヤ販売動向が明らかにされた。23年年間のタイヤ全体の販売数量は前年比7%減と低調だった。 夏タイヤは販売数量で前年比8%減。店頭販売は同7%減、インターネット販売は同10%減とマイナス成長だった。特に14インチ以下の軽自動車サイズの販売数量が大きく減った。店頭販売では同9%減、インターネット販売では同20%減と大幅に落ち込んだ。 2年連続で価…
財務省タイヤ輸出入実績は前年比増加 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、23年(1月〜12月)自動車タイヤ・チューブの生産・出荷・在庫実績に関する統計データをまとめた。 23年年間の自動車タイヤ・チューブ生産実績は本数で1億2984万2千本、ゴム量で96万8448トンとなり、本数で対前年比2.0%減、ゴム量で同3.4%減と、前年同期実績を割り込んだ。 国内出荷、輸出出荷、工場在庫も本数ベー…
物流問題の解決は変化に対応する技術で 「100年に一度の大変革期」といわれる自動車産業。MaaSやCASE、カーボンニュートラルと脱炭素社会など新しいキーワードが次々に生まれ、価値観の多様化が進む現在、自動車とその関連業界には社会の変化に対応した技術開発が期待される。トラック・バスが支える運送業界は物流2024年問題も目前に迫り、ドライバー不足という喫緊の課題をはじめ、様々な問題解決に取り組んで…
日本グッドイヤーは、ウルトラハイパフォーマンススポーツタイヤの新商品「EAGLE F1 ASYMMETRIC6(イーグル エフワン アシメトリック シックス)」=写真上=を発売する。3月1日から全19サイズ。 「EAGLE F1」シリーズは多くのプレミアムサルーンで純正採用されているスポーツ系のプレミアムタイヤ。新商品は「ドライコンタクトプラステクノロジー」=写真中=と「新樹脂配合コンパウンド…
日本ゼオンは1月31日、2023年度第3四半期決算説明会を行った。 当期の累積業績は、売上高2838億円(対前年同期比3.5%減)、営業利益160億円(同42.6%減)、経常利益199億円(同35.9%減)、当期純利益209億円(同14.4%増)。 セグメント別業績では、合成ゴムなどエラストマー素材の第3四半期累計の売上高1597億円、営業利益62億円。エラストマー素材の営業利益の分析につい…
ゴム連合は1月22~23日、第19期第1回中央委員会を開催し、次のとおり「2024年春季生活改善のとりくみ方針」を決定した。 =賃金= 産業間格差の観点や、実質賃金低下に対する生活防衛の観点を強く意識しながら目標への到達と課題の改善にとりくむ。(1)定期昇給・カーブ維持分確保に加え、9000円以上の賃金改善 (2)目指すべき賃金水準の設定 (3)賃金課題の明確化と底上げ・賃金改善の計画的な実施…
日本ゴム工業会は1月26日、経団連会館で第31回幹事会を開催し、24年の新ゴム消費予想量などを報告した。 24年の新ゴム消費予想量は、景気回復や主要な自動車関連産業の伸びを期待して前年比1.2%増の124万2400トンとなった。 このうちJATMA統計による「タイヤ類」は0.7%増の100万610トンの予想。新車用タイヤは国内乗用車生産がコロナ禍からの回復傾向が続くと見込まれ、前年を上回ると…
横浜ゴムは1月31日、同日開催の取締役会でトップ人事を内定したと発表した。現・社長の山石昌孝氏は代表取締役会長兼CEOとなり、経営全般と企画・管理、北米地域、MB事業を担当する。後任の代表取締役社長兼COOには現・取締役常務執行役員の清宮(せいみや)眞二氏が昇格。技術、生産、品質保証、ITと日本・中国・アジア地域を担当する。また、新・取締役専務執行役員兼Co−COOに、現・取締役常務執行役員のN…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、警察など関係省庁やタイヤ関連団体と協力し、2023年(1月~12月)に全国で27回の路上タイヤ点検を実施。このほどその結果をまとめた。 実測、または目視でタイヤ点検を行った車両は、高速道路(自動車専用道路を含む)176台、一般道路562台の合計738台。実測によるタイヤ点検の結果をみると、点検車両238台のうち、整備不良があった車両は94台、不良率39.5…
自工会の二輪車委員会は16日、メディアミーティングを開催した。第8回目となった今回は「2024年国内二輪市場の展望を語る」をテーマに、委員会傘下の各部会(二輪車企画部会、電動二輪車普及部会、二輪車海外部会、二輪車国際法規戦略部会、二輪車技術・基準調和部会)の会長が参加した。 自工副会長兼二輪車委員会委員長の日髙祥博氏(ヤマハ発動機社長)=写真前列・右=は開催にあたり、「コロナ禍において二輪販売…
「第16回オートモーティブワールド・クルマの先端技術展(主催・RX Japan)」が24~26日、東京ビッグサイトで開催された。「クルマの軽量化技術展」「国際カーエレクトロニクス技術展」など8つの展示会で構成され、「ネプコンジャパン」「ロボテックス」など6つのEXPOも同時開催された。車載ソフト、電動化、自動運転、MaaSなどの最新技術を1650社が出展。「サーキュラーエコノミーを前提としたクル…
「レグノ GR−XⅢ」の発売サイズは275/35R20 102W~195/65R15 91Hで、2月に26サイズ、3月に25サイズの計51サイズ。 「レグノ」ユーザーの拡大に向け、『空間品質』『走行性能』『サステナビリティ』をキーワードに、それぞれと親和性の高いインフルエンサー(影響のある人)を通じて価値を伝えていく計画だ。『空間品質』は建築家の谷尻誠氏、『走行性能』はレーシングドライバーの立…
ブリヂストン、ENLITENを国内市販用タイヤに初搭載 質の高い乗り味を実現 ブリヂストンは、乗用車用プレミアムタイヤ「REGNO GR−XⅢ」(レグノ ジーアール クロススリー)を2月から順次発売する。23日には東京・赤坂プリンスクラシックハウスでメディア向けの新商品発表会を開催。東正浩取締役代表執行役ジョイントグローバルCOO、草野亜希夫常務執行役員製品・生産技術開発管掌、高城知行グローバル…
カスタムカーの祭典「TOKYO AUTO SALON 2024」が12日から14日までの3日間、千葉県の幕張メッセで開催された。 開催初日となる12日、TOYO TIREがプレスカンファレンスを開催し、登壇した清水隆史代表取締役社長&CEO=写真右=は「能登半島地震によってお亡くなりになった方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げたいと思います」と述べた後…