ランシットでの生産を終了、他工場に集約 ブリヂストン、タイの生産拠点再編で
ブリヂストンは、タイにおけるタイヤ生産拠点の再編を進めていたが、このほどTHAI BRIDGESTONE CO.,LTD.(以下:TBSC)のランシット工場でのタイヤ生産を終了したことを明らかにした。 ランシット工場は1967年に設立。乗用車用ラジアルタイヤ日産約2280本、トラック・バス用ラジアルタイヤ日産約2100本の生産能力を有していた。 今回の再編で、乗用車用ラジアルタイヤはTBSC…
ブリヂストンは、タイにおけるタイヤ生産拠点の再編を進めていたが、このほどTHAI BRIDGESTONE CO.,LTD.(以下:TBSC)のランシット工場でのタイヤ生産を終了したことを明らかにした。 ランシット工場は1967年に設立。乗用車用ラジアルタイヤ日産約2280本、トラック・バス用ラジアルタイヤ日産約2100本の生産能力を有していた。 今回の再編で、乗用車用ラジアルタイヤはTBSC…
11月5日まで開催された日本自動車工業会(自工会)主催「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(以下、JMS)」が閉幕し、開催期間累計の来場者は111万2000人にのぼった。 主催者プログラムのTokyo Future Tourには約50万人が来場。スタートアップ企業116社が参加したStartup Future Factory/Pitch Contest&Awardのグラン…
NEXCOと共同開発の計画も 公益財団法人高速道路調査会(EHRF 理事長・長尾哲)主催「ハイウェイテクノフェア2023」が11月9~10日の2日間、東京有明の東京ビッグサイト西3・4ホールと屋上展示場で開催された=写真上=。 高速道路の建設・管理に関する技術の普及や活用を推進するとともに、高速道路事業について社会の理解を得ることを目的として、平成16年から毎年開催されている。19回目となる今…
令和5年秋の褒章で、TOYO TIREの代表取締役社長&CEO清水隆史(しみず たかし)氏=写真=が藍綬褒章を受章した。 清水社長は、自動車タイヤや自動車部品の生産・販売を通じモビリティ社会に寄与する事業経営を推進。日本自動車タイヤ協会、日本ゴム工業会など業界団体の会長職としてゴム産業全体の発展へ貢献してきたことが認められ、今回の受章となった。 清水社長は次のようにコメントを発表している。 …
一般社団法人自動車用品小売業協会(=APARA、小林喜夫巳会長)は27日、東京都千代田区の経団連会館で「2023年度上期活動報告会・記念講演会・懇親会」を開催した。会員企業、関係者団体など約200名が出席。 活動報告会では、西秀樹事務局長=写真上=が洗車の日の啓発をはじめオートパーツの日の啓発、コンプライアンス活動、タイヤ安全点検キャンペーン、冬タイヤ早期履替告知、アウトメカニカ イスタンブー…
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会(3R推進協議会)による「令和5年度3R推進功労者等表彰」で、新潟県糸魚川市のリトレッドタイヤ製造会社、トーヨーリトレッド㈱(代表取締役・髙瀬昌洋氏)が「推進協議会会長賞」を受賞した。10月30日、都内で行われた表彰式に髙瀬社長が出席した。 今回の受賞について、髙瀬社長は謝意を表すとともに「SDGs、カーボンニュートラルへの取り組みや、限りある資源の有…
すべての性能を向上した次世代スポーツタイヤ ブリヂストンは10月29日、モーターサイクル用タイヤの新商品「BATTLAX HYPERSPORT S23」(バトラックス ハイパースポーツ エスニーサン 以下「S23」)を発表した。都内の同社グローバル研修センターで、メディア向けの説明会を開催。MCタイヤ事業部長の坂上賢崇氏=フォトセッション写真・左=は「23年、ブリヂストンはモータースポーツ活動6…
【編集部から】第2820号は「ジャパンモビリティショー2023」特集の特別編成のため、8日付との合併号として発行しました。次号は11月15日付となります。
NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)は24日、東京都内で第7期総会を行った。 この日で4年間の会長の任期を終え相談役となる高瀬嶺生氏=写真左=は、「ワンチームでやろうと就任時に述べたが、コロナという見えない敵との戦いだった。また大きなものだと24時間耐久レースが3年連続で開催され、業界に対する印象が高く、それがきっかけでトヨタ自動車との協業に発展した。今度は中嶋新会長がフ…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は18日、東名高速道路・浜名湖サービスエリアでタイヤ点検を実施。その点検結果をまとめた。 静岡県警察本部などの協力のもと「タイヤ点検を行うことにより、使用実態を把握し、タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止を図る」「タイヤの正しい使用・管理方法をPRする」ことを目的に開催し、今回で第55回を迎えた。 タイヤ点検の結果、乗用車82台中43台と、半数以上の…
「乗りたい未来を、探しにいこう!」をテーマに、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(以下、JMS)が開幕した。前回の「東京モータショー2019」以来4年ぶりのショーは、自動車業界の枠を超えた一大イベントとして開催。江東区有明の東京ビッグサイトを中心に、過去最高の約500社・団体が集結した。そのJMSにタイヤメーカーからブリヂストン、住友ゴム工業、横浜ゴムの3社が参加。技術の粋を集…
住友ゴム工業は10月から、タイヤ個体識別が可能となるRFID(Radio Frequency Identification)搭載市販タイヤを発売した。市販タイヤへのRFID搭載は国内メーカー初。 対象商品は、EV路線バス用タイヤ「e. エナセーブ SP148」=写真中=と、タクシー用オールシーズンタイヤ「オールシーズンマックス AS1 for タクシー」=写真下=。 RFIDは、品質保証・ク…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、23年1月〜9月の第3四半期累計のタイヤ販売実績をまとめた。 新車用タイヤ販売本数はトラック・バス用90万2千本(前年比9.2%増)、小形トラック用365万6千本(同1.8%増)、乗用車用2455万7千本(同18.2%増)、四輪車合計2911万5千本(同15.6%増)。 前記3品種に建設車両用、農業機械用、二輪自動車用を加えた合計で3041万9千本、前年…
全国タイヤ商工協同組合連合会(全タ協連)は15日、三重県四日市市内で中部以西ブロック(ブロック会会長・藤井義行氏)会議を開いた=写真=。 今年は三重県タイヤ商工協同組合(理事長・坂田裕昭氏)がブロック会議の開催担当県。中部以西の組合役員と組合員、タイヤ公正取引協議会の野口専務理事、全タ協連の西潟会長が来賓として出席し、20名が参加した。 同会議では、全タ協連とブロック内の単位組合の活動状況に…
振り返って 現役職に就いて3年目。1年目の2021年に新しいスタッドレスタイヤICE NAVI8が発売された。持ちもよく、バランスもよく、冬のドライ路面でもしっかりと走る。氷上、雪上の性能はICE NAVI7よりよくなっている。この年は、この商品の販売に注力してきた。 グッドイヤーとしては同時に、もう一つの軸としてオールシーズンタイを拡販してきた。非降雪、準降雪地域を中心にオールシーズンタイヤ…