日本ミシュランタイヤと群馬積層造形プラットフォーム 仏機関の加入で活動加速
日本ミシュランタイヤとGAM(群馬積層造形プラットフォーム)は1月27日、仏・国立産業技術センターのCetim(テクニカル・センター・フォー・メカニカル・インダストリーズ)のノウハウを取り入れた共同開発プロジェクトやトレーニングプログラムが始まったと発表した。 Cetimは昨年6月、日本市場でトレーニングやサービスを展開することを目的としてGAMに正式加入した。これにより、GAMは「金属積層造…
日本ミシュランタイヤとGAM(群馬積層造形プラットフォーム)は1月27日、仏・国立産業技術センターのCetim(テクニカル・センター・フォー・メカニカル・インダストリーズ)のノウハウを取り入れた共同開発プロジェクトやトレーニングプログラムが始まったと発表した。 Cetimは昨年6月、日本市場でトレーニングやサービスを展開することを目的としてGAMに正式加入した。これにより、GAMは「金属積層造…
ブリヂストンは2月1日、東京都小平市の研究開発拠点で説明会を開き、知能ロボットシステムを開発・販売するアセントロボティクスと資本業務提携契約を締結したと発表した。両社は今後、ブリヂストンのソフトロボットハンドとアセントロボティクスのAI(人工知能)ソフトウェアを組み合わせたピースピッキングロボットシステムの開発、実用化を目指し、ソフトロボティクス事業を2024~2026年の間に展開する。なお、ブ…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は1月27日、2022年のタイヤ点検結果を発表した。それによると、点検車両578台のうちタイヤに整備不良があった車両は158台で、不良率は27.3%となった。 道路別では、高速道路の点検台数は92台でタイヤ整備不良率は43.5%、一般道路は486台で不良率は24.3%だった。 タイヤの整備状況を項目別にみると、不良率1位は「空気圧不足」で20.1%、次いで「…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は昨年稼働したセルビア工場の敷地内に大規模なソーラーパネル発電システムを設置した。セルビア国内では最大級の太陽光発電システムになるという。 設備容量は8.4メガワット、年間発電量は1万150メガワット/hで、パネルの設置面積は東京ドームの約2倍の8万9000平方メートルとなる。1万3000枚のパネルを設置する予定で、年間7100トンのCO2排出量削減につなが…
感染拡大から4年目となる新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻、物価高、エネルギーコストの上昇など国内外で政治経済に大きな影響が表れる中、様々な課題に対していかに対応して活路を開いていくのか 1月26日に日本自動車タイヤ協会(JATMA)が開いた賀詞交換会に参加した幹部に2023年の展望を聞いた。 □ブリヂストン 東正浩ジョイント・グローバルCOO 「中期事業計画の最終年である今年は…
横浜ゴムは3月に同社初のキャンピングカー向けタイヤ「BluEarth-Camper」(ブルーアース・キャンパー)を発売する。 発売サイズは、キャンピングカー向けの専用規格であるCP規格に適合した215/70R15CP 109/107Rを含む12インチと15インチの全5サイズで、価格はオープン。 横浜ゴムでは「近年日本におけるキャンピングカーの市場規模は拡大しており、それに伴うキャンピングカー…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は2月からビジネスバン専用ドレスアップタイヤ「H30」(エイチサンジュウ)を順次発売する。発売サイズは15~18インチの全4サイズで、価格はオープン。 「H30」は、サイド部にブランドロゴを白文字で立体的に表現したホワイトレターを用いて、疾走感をイメージしたデザインを採り入れた。また、ビジネスユースを想定し、耐摩耗性能と車両の積載条件を考慮したサイズラインア…
コンチネンタルタイヤ・ジャパンは2月から、同社製品の取り扱いのある全販路でオールシーズンタイヤ「AllSeasonContact」(オールシーズン・コンタクト)の販売を開始する。販売サイズは14~19インチの全26サイズで、今後サイズを拡大する予定。価格はオープン。 「オールシーズン・コンタクト」は、積雪路や冬の冷たいウェット路でのグリップ性能、様々な気候条件下の走行で発揮される優れたハンドリ…
住友ゴム工業はオンロードSUV向けタイヤ「GRANDTREK PT5」(グラントレック・ピーティーファイブ)を2月1日から順次発売すると発表した。発売サイズは15~20インチの全25サイズで、価格はオープン。日本を始め、中近東・中南米・アジアなどグローバルで展開する。 「グラントレックPT5」は、高荷重・高重心なSUVに求められる操縦安定性能を従来品(グラントレックPT3)と比較して12%向上…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は1月27日、国内市販用タイヤ全商品のメーカー出荷価格を最大8%値上げすると発表した。実施時期は夏用タイヤが4月1日、冬用タイヤは7月1日で、対象ブランドはトーヨータイヤとニットータイヤ。 同社では、「現在、タイヤの原材料価格に加えて生産や供給に関わるエネルギー費などが依然として高値で推移している」とした上で、「これまで国内市販用タイヤ事業における拠点の最適…
仏ミシュランは1月10日、物流企業の独DHLエクスプレスと提携し、パンク防止タイヤ「UPTIS」(アプティス)のプロトタイプのテストを実施すると発表した。パイロットプログラムは同日から開始しており、2023年末までにシンガポールで約50台の配送車両に「アプティス」が装着される予定。 「アプティス」は“持続可能な未来へのモビリティへの貢献”をグループのビジョンに掲げるミシュランが2019年に発表…
国土交通省は12月末にまとめた大型車の車輪脱落事故防止対策の調査分析検討会の中間取りまとめの中で、タイヤ脱着作業に関する調査結果を公表した。 大型車の車輪脱落事故は、タイヤ脱着時の不適切な作業、作業後の増し締めの未実施といった保守管理不足と関連が強いと推測されている。また、脱着作業の内容や作業後の保守管理状況にばらつきが生じている可能性があることから調査を実施したもの。調査の対象は合計54の運…
住友ゴム工業は1月12日、安全性能と快適性能を高次元で両立させた乗用車用コンフォートタイヤ「LE MANS V+」(ル・マン・ファイブ・プラス)を2月1日から順次発売すると発表した。発売サイズは14~20インチの全67サイズで、価格はオープン。 新商品はプレミアムカー向けグローバルフラッグシップタイヤ「SPスポーツマックス060+」で採用した天然由来のサステナブルシリカ分散剤を用いることで、従…
ブリヂストンは1月20日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすると発表した。対象は市販用タイヤ(夏・冬)、チューブ、フラップで値上げ率は6~8%。夏タイヤは4月1日、冬タイヤは7月1日から値上げする。 同社は昨年も4月と9月の2回値上げを行っていた。同社では「タイヤ原材料価格に加え生産・供給に関わるエネルギー費が高止まりしており、生産性向上などの改善で全てを吸収することは困難な状況であ…