ブリヂストン、9月に今年2度目の値上げ
ブリヂストンは9月1日から国内市販用タイヤ(夏・冬)、チューブ、フラップの価格を3~8%値上げすると6月24日に発表した。 同社では「ロシア・ウクライナ情勢の緊迫化を背景とした原油高騰はさらに進行しており、タイヤ原材料価格に加え、生産・供給に関わるエネルギー費にも大きな影響を与えている」と説明している。 なお、同社はタイヤ原材料価格の高騰などに伴い4月1日にも国内市販用タイヤの値上げを実施し…
ブリヂストンは9月1日から国内市販用タイヤ(夏・冬)、チューブ、フラップの価格を3~8%値上げすると6月24日に発表した。 同社では「ロシア・ウクライナ情勢の緊迫化を背景とした原油高騰はさらに進行しており、タイヤ原材料価格に加え、生産・供給に関わるエネルギー費にも大きな影響を与えている」と説明している。 なお、同社はタイヤ原材料価格の高騰などに伴い4月1日にも国内市販用タイヤの値上げを実施し…
韓国のハンコックタイヤは5月25日、テアン郡に建設したアジア最大規模のプルービンググラウンド「ハンコックテクノリング」のオープンを発表した。 この施設はサッカーグラウンド125個分の126万m2の広さでアジアで最も長いテストトラックだという。13のテストコースを有し、時速250km以上の高速走行テストが可能で、電気自動車やスーパーカー用タイヤなどの開発に必要な性能テストが行われる。また、乗用車…
住友ゴム工業は4月8日~24日に全国のタイヤセレクト各店舗で実施した「ダンロップ全国タイヤ安全点検」の結果を5月23日に発表した。 それによると、今回は合計1370台の車両の装着タイヤを点検し、約5台に1台の割合で整備不良が確認された。特にパンクの原因となる「空気圧の過不足」が最も多くあった。ただ、全体の整備不良率は昨年春の結果と比較して6.9ポイント減り、改善傾向が見られた。 タイヤの整備…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は6月3日、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY」(オープンカントリー)シリーズのオールテレーンタイヤの新商品「OPEN COUNTRY A/T Ⅲ」を7月から順次発売すると発表した。発売サイズは15~18、20インチの29サイズで、価格はオープン。 「OPEN COUNTRY A/T Ⅲ」は、様々な気象条件や路面状況での走行にバランス良く対応し…
ピレリジャパンは6月10日に都内で会見を開き、フィリッポ・シブラリオ社長は「日本は非常に重要な市場で、今後も投資を継続していく」と述べ、特に大口径タイヤの販売を強化してプレミアムセグメントで30%以上のシェアを目指していく考えを示した。また同日、国内市場向けに氷雪性能を高めた乗用車用スタッドレスタイヤの新商品「ICE ZERO ASIMMETRICO」(アイス・ゼロ・アシンメトリコ)を発表。今シ…
「人とくるまのテクノロジー展」が5月25~27日に横浜市内で開催され、村田製作所は仏ミシュランと共同開発した、タイヤに内蔵可能なRFIDタグを出品した。担当者は「サイドウォールなどの情報は見えづらいケースもある。RFIDを活用すれば一瞬で製造日などを確認できる」と話していた。RFIDによりリトレッドの記録なども効率的に管理できるほか、将来的に冬用タイヤ規制における装着タイヤの判別にも応用できると…
韓国のクムホタイヤは5月20日、5月開催の欧州の展示会に出展した3つのコンセプトタイヤを発表した。同社では「スマートモビリティの未来に備えるため、未来志向のコンセプトタイヤを紹介」したとしている。 今回展示したコンセプトタイヤ「エアレス」は空気の充てんが必要ないエアレスタイヤの開発がベースとなっており、再生可能な独自素材を採用したほか、高速走行も可能という。試験では時速160kmまでの走行に成…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は5月24日、業界自主基準の「低車外音タイヤに関する試験方法及び表示方法に関する運用基準」を制定し、これに基づく表示制度の運用を2023年1月から開始すると発表した。この制度は、低車外音タイヤの普及推進に向けた自主的な取り組みとして運用するもの。 「低車外音タイヤ」は、走行中の車のタイヤが車外に発する騒音が一定基準以下のタイヤとして定義する。同協会では「表示基…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は5月24日に第54期定時総会を開き、任期満了に伴う役員改選で山石昌孝氏(横浜ゴム社長)が新会長に就いた。 同日開催した記者会見で、会長を退任した東正浩氏(ブリヂストンCOO)が任期の2年間について「コロナ禍でどういった活動ができるのかという部分で、JATMAのメンバーや私共タイヤメーカーで奮闘しながら色々な新しいことを試し、しっかり結果を出せた」と振り返った…
日本ミシュランタイヤはトラック・バス用タイヤを中心に、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。横浜市で開催された「ジャパントラックショー2022」で報道向けの説明会を開催し、人手不足や高齢化が課題となっている物流業界へデジタル技術で貢献していく方針を打ち出した。既に国内で展開を始めた「ミシュランタイヤケア」やRFIDを活用したサービスにより、タイヤメンテナンスの大幅な省力化を図り、ソ…
住友ゴム工業はこれまで新車への純正搭載向けに展開していたタイヤパンク応急修理キット「IMS」を5月18日から一般ユーザー向けに発売開始したと発表した。全国のダンロップ直営店やダンロップタイヤ取り扱い店舗などで順次販売する。SUV・大型車両用と中小型車両・軽自動車用の大小2サイズで、価格はオープン。 住友ゴムでは「『IMS』は有効期限が切れた場合や既に使用した場合の交換用として必要」とした上で「…
横浜ゴムは5月13日、米タイヤ販売会社であるヨコハマタイヤコーポレーション(YTC)が6月26日にコロラド州で開催される「第100回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に参戦する18台(暫定)をサポートすると発表した。 今回は一部の車両にサステナブル素材を使用したストリートスポーツタイヤ「ADVAN A052」を初投入し、100回目の記念大会を盛り上げる。 サステナブル素材を使…
ブリヂストンの米国グループ会社は4月22日、グアユール由来の天然ゴムを使用したレース用タイヤ「ファイアストン・ファイアホーク」を発表した。 今回使用するグアユールは、同社が米国アリゾナ州に構える研究開発拠点で栽培したもの。このレースタイヤは5月27日に開催されるイベント「インディ500ピットストップチャレンジ」で投入するほか、8月6~7日に行われるレース「ビッグ・マシーン・ミュージック・シティ…
米グッドイヤーは5月4日、同社の商用車用タイヤとして初めて石油由来原材料の一部を大豆オイルに置き換え、販売開始すると発表した。 商用車用タイヤ「メトロ・マイラー」に大豆オイルを採用して、1本あたり石油使用量を約325ミリリットル削減する。大豆オイルは食品用途の余りを活用したもので、タイヤの性能は従来と同等レベルを確保したという。 なお、同社は2040年までに製品で使用する全ての石油由来オイル…