タイヤブランド価値調査でミシュランが首位に
コンサルティング会社の英ブランドファイナンス社がまとめた2022年のタイヤブランド価値ランキングは、ミシュランが5年連続トップで前年比13%増の77億ドル(約9464億円)だった。 ブランドファイナンス社では「業界内で混乱が続いたにも関わらず、ミシュランの2021年1~9月期の連結売上高は15.6%増加し、第3四半期は農機用タイヤの需要回復により予想を上回った」としている。 また、2位はブリ…
コンサルティング会社の英ブランドファイナンス社がまとめた2022年のタイヤブランド価値ランキングは、ミシュランが5年連続トップで前年比13%増の77億ドル(約9464億円)だった。 ブランドファイナンス社では「業界内で混乱が続いたにも関わらず、ミシュランの2021年1~9月期の連結売上高は15.6%増加し、第3四半期は農機用タイヤの需要回復により予想を上回った」としている。 また、2位はブリ…
住友ゴム工業は4月7日、オリックス自動車のレンタカー事業と協力してスローパンクを含むタイヤ空気圧・温度管理サービスの実証実験を開始したと発表した。 同社はこれまでリース会社やレンタカー事業者など数十社と空気圧・温度管理サービスの実証実験を行ってきた。タイヤ空気圧監視システム(TPMS)から取得した空気圧や温度情報をクラウドに蓄積し、その推移をモニタリングする中で、新たにスローパンク検知のアルゴ…
ブリヂストンは4月1日、サーキットでのラップタイム短縮を追求したハイグリップスポーツタイヤ「ポテンザRE-08D」を発売した。発売サイズは215/45R17の1サイズで、メーカー希望小売価格は税込5万5570円。 「ポテンザRE-08D」は、従来品(ポテンザRE-07D)の設計思想を受け継ぎ、タイヤの限界性能を追求するモータースポーツ活動で培った技術をベースに開発した。 新たに専用開発したコ…
韓国のハンコックタイヤは、同社初の電気自動車(EV)専用タイヤブランド「イオン」を発表した。5月以降、欧州市場で順次発売する。乗用車とSUVの2タイプを用意し、18~22インチまでのサマータイヤ23サイズ、ウィンタータイヤ40サイズ、オールシーズン23サイズの合計86サイズをラインアップ。欧州で発売した後、韓国やアジア市場でも順次発売を計画している。 「イオン」は、特定の性能を犠牲にしない独自…
横浜ゴムは3月31日、低燃費性能重視型トラック用オールシーズンタイヤ「BluEarth 711L」について、実証実験を行ったユーザーを中心に4月中旬から先行販売すると発表した。発売サイズは275/80R22.5と245/70R19.5の2サイズで、価格はオープン。なお、一般販売は2023年の予定。 同社では、「『BluEarth 711LL』は、当社のトラック用タイヤ史上最高の燃費性能に到達し…
ブリヂストンの米国グループ会社は3月21日、自動運転技術などを有する米メイモビリティへの投資を発表した。同社は小売店を通じてメイモビリティの自動運転車にサービスやメンテナンスを提供する。 ブリヂストンでは「このパートナーシップを通じて、当社は自動運転車のオペレーションに関する貴重な知見を獲得し、タイヤ製品とモビリティソリューションを磨く」としている。 将来的にメイモビリティはブリヂストンのタ…
住友ゴム工業は3月24日、タイヤ内に設置する発電デバイスを利用した「タイヤ摩耗状態および接地面形状測定方法」を開発したと発表した。 同社は、関西大学の谷弘詞教授と共同でタイヤ内発電デバイスの開発に取り組んでいる。このデバイスでは、タイヤの回転によって電力を発生させ、タイヤ周辺に搭載するセンサーにバッテリーレスで電源供給することができる。 今回開発した技術は、同発電デバイスを活用したもの。タイ…
横浜ゴムは3月25日、農業機械用や産業車両用タイヤなどOHT(オフハイウェイタイヤ)を手掛けるスウェーデンのトレルボルグ・ホイール・システムズ(TWS)の全株式を取得すると発表した。今回の買収は、横浜ゴムが生産財タイヤ事業の“成長ドライバー”と位置付けているOHT事業の拡大を図るもの。会見した山石昌孝社長は「OHTのポートフォリオが完成し、上位メーカーと戦える。収益を伴った成長を目指す」と意気込…
新年度がスタートした1日、国内タイヤメーカーが一斉に入社式を行い、各社のトップが新入社員へエールを送った。 ブリヂストンの東正浩グローバルCOOは、「組織を支え、動かしているのは皆さん一人ひとりだ。社会人、ブリヂストングループの一員としての自覚を持ち、様々な成長の機会を自ら掴み取り、困難なことにもぜひ積極的に挑戦をしてほしい」と語りかけた。 住友ゴム工業の山本悟社長は、同社の一員として「自ら…
横浜ゴムは3月22日、ウクライナへの人道支援を実施すると発表した。同社および従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」を活用して合計5000万円を寄付する。 また仏ミシュランは3月18日、ミシュラン財団や中央ヨーロッパの拠点を通じて人道的活動組織や赤十字社などに寄付を行ったと発表した。 ハンガリーやポーランド、ルーマニアの各拠点では、地元の赤十字社などに85万ユーロおよび物資を…
住友ゴム工業は2022年からダンロップのブランドコミュニケーションを一新した。ピクトグラムを用いてタイヤの機能や特徴を一目で分かりやすく表現する「タイヤグラフ」を新たに採用。店頭ツールや各種広告での展開を始めた。 従来のブランドコミュニケーションでは、タイヤの特徴をグラフや数値を使って詳細に説明していたが、「お客様にとっては分かりづらいという課題があった」(同社)。 一方、今年リニューアルし…
フィンランドのノキアンタイヤは3月22日、ロシアの乗用車用タイヤ工場の稼働は継続するが、「ロシア生産への投資は行わない」と発表した。 同社はフィンランドと米国工場の生産能力拡大を進めており、将来は北欧で販売する全てのタイヤはフィンランドで生産し、北米市場向けは米国及びフィンランドから供給する。 また、同社は2006年からウクライナで事業を開始しており、約20名の従業員に関して、「社員やその家…
仏ミシュランは若い世代の考え方を取り入れながら社会課題に対する解決策を探るためのプロジェクトをスタートした。国内では日本ミシュランタイヤが主導して取り組みを本格的に始める。活動の理念に共感した高校生らと連携して現在起きている環境問題への対応をはじめ、将来を見据えた様々な課題解決に取り組んでいく。今後、活動の輪が広がることが期待される。 ミシュラングループは昨年「DREAM」(ドリーム)と名付け…
ファイブゲート(埼玉県志木市)は都内で開催された「国際オートアフターマーケットEXPO」にブースを出展し、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)の性能をアピールした。 乗用車用TPMS「エアセーフ」シリーズは2017年に発売して以来、着実にニーズが高まっており、「お客様からの評価、信頼性が高い」(小笠原孝嗣社長)という。 また、昨年4月に発売したトラック・バス用TPMS「エアボールTB…