横浜ゴム、スタンダードエコタイヤ「BluEarth-Es ES32」発売
横浜ゴムは9月15日、スタンダードタイヤ「BluEarth-Es ES32」を10月1日より順次発売すると発表した。発売サイズは12~19インチの全92サイズで、軽自動車からセダン、ミニバンまで幅広い車種に対応する。価格はオープン。 新商品は従来品「エコスES31」の後継モデルとして8年ぶりに発売するスタンダードクラスのタイヤ。従来品で定評のあった基本性能は維持し、低燃費性能やウェット性能に配…
横浜ゴムは9月15日、スタンダードタイヤ「BluEarth-Es ES32」を10月1日より順次発売すると発表した。発売サイズは12~19インチの全92サイズで、軽自動車からセダン、ミニバンまで幅広い車種に対応する。価格はオープン。 新商品は従来品「エコスES31」の後継モデルとして8年ぶりに発売するスタンダードクラスのタイヤ。従来品で定評のあった基本性能は維持し、低燃費性能やウェット性能に配…
仏ミシュランは9月15日、二輪車レースの世界最高峰「MotoGP」のタイヤサプライヤー契約を2026年まで延長すると発表した。 同社は2016年から「MotoGP」へワンメイク供給を行っている。フロラン・メネゴーCEOは「ミシュランのビジョンやブランド、イノベーションを広く伝える貴重な機会であり、全ての人々のために持続可能なソリューションを促す研究室と捉えている」とコメントを発表した。
住友ゴム工業は9月21日、国内のタイヤ販売店でプラスチックの使用量削減に取り組む方針を公表した。2030年までにタイヤ販売店でのプラスチックの年間使用量を2019年比45%削減する。 同社は8月に策定したサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」の取り組みの一つとしてプラスチック問題に対応していくことを掲げている。 国内店舗での具体的な施策として、今年2月から展示ツールの素材を…
日本自動車工業会(自工会)は9月15日、ウェブサイトに掲載している「大型車車輪脱落事故防止特設サイト」を更新した。 サイト内では啓発ポスターやチラシのほか、社内教育で活用できる教材、参考資料などが確認できる。また、動画で日常点検でのホイールナット緩みチェック方法を説明。これまでのハンマーを使った打音点検に加え、緩みの予兆を目視で確認できるホイールナットマーカーによる点検方法を紹介している。
独コンチネンタルは8月3日、2022年から再生ポリエステルをタイヤの生産に使用すると発表した。リサイクル素材の活用で、循環型経済に向けた貢献を図る。 同社はペットボトルをポリエステル繊維にリサイクルする技術を中国の繊維メーカーと共同で開発。化学的工程が不要なことが特徴で、同素材はタイヤのカーカス部に使用される。コンチネンタルが実施したテストでは、再生繊維は従来使用していた素材と同等の性能を実現…
塗料メーカーの江戸川合成(埼玉県東松山市)は8月30日、リトレッドタイヤなどを対象とした水性塗料「アクアリコート」(写真)を本格発売したと発表した。 この塗料は、タイヤのサイドウォールに塗布し、新品同様の質感を付与するもの。黒味が深い艶消し塗面の実現を目指した。また、可塑剤の影響を受けにくく、タイヤに対して優れた密着性を発揮するという。 同社では「タイヤのリユースは、廃棄ゴムの数量削減を促進…
韓国のクムホタイヤは、共鳴音低減タイヤ「K-Silent」(ケイ・サイレント)を搭載したタイヤを、KIAの電気自動車(EV)「The Kia EV6」に新車装着用タイヤとして供給すると発表した。 今回供給するタイヤは、「CRUGEN(クルーゼン)HP71」と「ECSTA(エクスタ)PS71」の2モデルで、EV用タイヤに求められる低転がり抵抗性能や耐摩耗性能、トラクション性能を両立させた。特にタ…
英カールトンフォレストグループは今年11月から廃タイヤ向けの熱分解プラントの稼働を開始すると明らかにした。同社によると、英国内でこうした工場が稼働するのは初めて。 工場では、廃タイヤからオイルやカーボンチャーを回収する。同社では「間もなく24時間体制で稼働し、英国内で毎年5700万本発生する廃タイヤのうち180万本以上の処理に貢献できる」としている。 また、同社は2026年までにグループで年…
独コンチネンタルは9月6日、ミュンヘンで開かれた国際モーターショーの「IAAモビリティ2021」でコンセプトタイヤ「Conti GreenConcept」(コンチ・グリーンコンセプト)を世界初公開した。 同コンセプトタイヤでは、再生可能資源由来またはリサイクルされた材料の使用比率が50%以上となった。このうち再生可能材料は全体の35%に上り、原油ベースの材料使用量削減に寄与するタンポポ由来の天…
9月に入り北日本からスタッドレスタイヤの宣伝が始まるなど、冬タイヤ商戦が本格的にスタートする。昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大による消費マインドの落ち込みという大きな懸念材料があった中でも例年に比べて降雪が多く、販売を下支えする要因となった。一方で、今シーズンは複数のメーカーから消費財タイヤの大型商品が発売され、さらに店頭の賑わいが増していきそうだ。各社は様々な施策を打ち出して需要喚起に注…
ブリヂストンの米グループ会社は8月12日、スウェーデンの新興企業であるアインライドと提携し、電動の自動運転大型トラック向けのソリューションを共同開発すると発表した。 両社は「大型商用トラックのフリートにとってより持続可能な将来を目指す」としている。アインライドの車両技術にブリヂストンのタイヤのセンシングデータを組み合わせるなど、技術協力を進める計画。また、ブリヂストンは米国市場でアインライドに…
住友ゴム工業は8月31日、タイヤのサイドウォールの文字や模様の視認性を向上させる黒色デザイン技術「ナノブラック」を確立したと発表した。繊細な凹凸形状を採り入れることによって、光の反射を抑え、従来よりも高い黒色の再現が可能になる。新車用タイヤも含めてコンフォートタイヤやスポーツ向けタイヤなどプレミアムゾーンのタイヤに採用を拡大していく予定。 新たに採用された凹凸形状は、光が吸収面に衝突する回数が…
アコースティックイノベーションズは8月16日、タイヤの振動抑制技術「DBCR」の提供を一般ユーザー向けのサービスとして開始すると発表した。同社によると、この技術は世界初で、日本や米国、欧州などで特許を取得しているという。 DBCRは、走行時に非ニュートン流体(ダイラタンシー)として振る舞うごく薄い層をタイヤの内面に配置することで、タイヤ接地前後の変形による衝撃波を効果的に吸収してタイヤの振動騒…
横浜ゴムは8月11日、農業機械用などオフハイウェイタイヤ(OHT)の生産能力増強のため、インドに建設中のヴィシャカパトナム工場に追加の増産投資を実施すると発表した。同社では、「OHT需要はますます増加することが見込まれており、工場の更なる生産増強を決定した」と説明している。 追加投資額は1億7100万ドル(約189億円)。同工場の生産能力は当初予定の日量55トン(第1期)に第2期の増強分を加え…