タイヤ生産は前年比減も出荷は増加へ JATMA7月実績
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、24年7月のタイヤ生産・出荷・工場在庫実績をまとめた。 7月単月の生産量はゴム量で8万4376トン、前年同月期に対し1.4%減と前年実績を割り込んだ。しかし国内出荷は4万1674トンで、同2.4%増、輸出出荷は4万3113トンで、同0.7%増と、前年実績を上回った。工場在庫は前年同月を0.9%下回る3万6351トンとなった。
JATMA(日本自動車タイヤ協会)は、24年7月のタイヤ生産・出荷・工場在庫実績をまとめた。 7月単月の生産量はゴム量で8万4376トン、前年同月期に対し1.4%減と前年実績を割り込んだ。しかし国内出荷は4万1674トンで、同2.4%増、輸出出荷は4万3113トンで、同0.7%増と、前年実績を上回った。工場在庫は前年同月を0.9%下回る3万6351トンとなった。
米国の専門誌タイヤビジネスは24年世界のタイヤメーカー売上高ランキングを明らかにした。これは世界のタイヤメーカー各社が公表した23年(会計年度)のタイヤ売上高を、同誌が集計し75位までをランキング化しまとめたもの。 8月26日付号によると、第1位のミシュランから第2位ブリヂストン、第3位グッドイヤー、第4位コンチネンタルAGまで変動はない。 第5位ピレリ、第6位住友ゴム工業で順位が入れ替わっ…
横浜ゴムは8月23日〜24日、静岡・沼津市内のホールで技能コンテストを開催した。2015年から開催し7回目。今回から消費財部門を設け、初めて生産財・消費財の同時開催となった。コンテストを通じて発信するのは「安心・安全・正確・効率良く」というテーマの定着。コンテストだけに終わらず、動画の配信や標準書の改定を通じて全スタッフのレベル向上をめざす。 キャリア3~5年が中心…
日本自動車工業会は20日、10月15日から18日まで千葉・幕張メッセで開催されるビジネスイベントの名称を「JAPAN MOBILITY SHOW(JMS) BIZWEEK 2024」に決定したと発表した。 このイベントの企画の一つである「ビジネスマッチングプログラム」では、「Meet-up BOX(ミートアップボックス)」を開設。モビリティ産業を起点とした、円滑で具体的な商談を生み出すためのオ…
全日本トラック協会(全ト協)は、9月21日から30日までの「秋の全国交通安全運動」で実施する計画を決めた。各都道府県トラック協会に対し、事前の準備を働きかける。 事業用トラック向けの対策として事業者に「自動車点検整備推進運動」を積極的に行うよう求める。これは大型車のホイール・ナット脱落による車輪脱落、スペアタイヤ落下による事故を防止するためのもの。 近年、大型トラックの車輪脱落事故が相次ぐの…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は7月のタイヤ販売本数実績をまとめた。 新車用タイヤ販売実績は品種別にトラック・バス(TB)用が11万1千本(前年比7.8%増)、小形トラック(LT)用48万2千本(同20.2%増)、乗用車(PC)用297万2千本(同1.2%増)と、3品種いずれも前年実績を上回った。3品種を合わせた四輪車合計は356万5千本(同3.6%増)。 これらに建設車両(OR)用と産…
京都機械工具(KTC)は9月4日、シムトップ、エレコムとの3社共催でウェビナー配信を行う。 今回のテーマは「電子帳票システム『i-Reporter』とデジタル測定工具の連携による現場帳票のペーパーレス化実現&自動記録」だ。 KTCは工具専門メーカーの立場から自動車整備のDX化推進を提案。これまでデジタル工具デバイスシステム「TRASAS」をはじめ、新型デジタルトルクレンチ「メモルク」を開発し…
日本ゴム産業労働組合連合(ゴム連)は「2024春季生活改善のとりくみ」について、回答・妥結状況の概要をまとめた。それによると、加盟単組52組合中51組合が要求書を提出し、7月23日時点で51組合が妥結した。 タイヤメーカ―の平均賃金妥結額(加重平均)は1万5752円(ゴム連平均は1万4508円)。妥結率は5.13%(同4.85%)だった。昨年の最終妥結額8206円、妥結率2.70%を大きく上回…
「中計21」の重要経営目標をクリア。収益性の向上に努める TOYO TIRE清水隆史社長&CEO TOYO TIREの清水隆史社長&CEO=写真=は9日開催の24年12月期第2四半期決算発表会で、活動状況と今後の取り組みについて説明した。 「中計21」での重要経営指標の目標値は23年度時点でほぼクリアしているとし、今後も重点商品の販売に注力し続けると述べた。ま…
中国「一年工場」に強い決意で臨む。GYのOTR買収で競争力向上を 横浜ゴム山石昌孝会長兼CEO 横浜ゴムは9日、中期経営計画「YX2026」の進捗状況について説明した。山石昌孝会長兼CEO=写真=は「強みとして持つ既存事業のさらなる深化と市場変化への探索をおし進めるという二つのアプローチを継続する。次の世代に負の遺産を残さないよう変革の総仕上げをやりきり、成長戦略によって企業価…
アクティブトレッドとセンシングコア。独自技術で新たな未来に貢献を 住友ゴム山本悟社長 住友ゴムは7日、第2四半期決算説明会で売上収益、事業利益、営業利益、四半期利益ともに過去最高を更新したと発表した。 下期業績予想ではメーカーの減産影響はマイナスが続くことを織り込む。円高傾向にある為替水準の影響については、山本悟社長=写真=は「足元の為替水準(147円)レベルが継続した場合の…
国内タイヤメーカー4社の24年12月期第2四半期連結業績が出そろった。発表にあたり、各社の経営トップが会見(住友ゴムはリアルとオンラインのハイブリッド、ブリヂストン・横浜ゴム・TOYO TIREの3社はオンライン)に臨み、24年度上期業績の振り返りと通期業績の見込み、中期経営計画の進捗を語った。 上期は対前年増収減益。25年も事業再編・再構築を継続へ ブリヂストン…