労働災害撲滅などに注力 ゴム連合が定期大会開催
日本ゴム産業労働組合連合(ゴム連合)は9月3日、岡山市内のホテルで「第16期2020年定期大会」を開催した。今回は新型コロナウイルス感染防止のため、時間を例年より短縮しつつ、本部の中央執行委員と一部関係者を除いて代議員や傍聴者はオンラインで出席。第16期の運動方針など全ての議案が承認された。 石塚宏幸中央執行委員長は「新型コロナウイルスの感染拡大により、従来通りの組合活動が行えなくなってきてお…
日本ゴム産業労働組合連合(ゴム連合)は9月3日、岡山市内のホテルで「第16期2020年定期大会」を開催した。今回は新型コロナウイルス感染防止のため、時間を例年より短縮しつつ、本部の中央執行委員と一部関係者を除いて代議員や傍聴者はオンラインで出席。第16期の運動方針など全ての議案が承認された。 石塚宏幸中央執行委員長は「新型コロナウイルスの感染拡大により、従来通りの組合活動が行えなくなってきてお…
ブリヂストンの欧州子会社は独フォルクスワーゲンの新型「ゴルフ8」の新車装着タイヤ「TURANZA ECO」に、環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「ENLITEN」(エンライトン)が採用されると発表した。 「エンライトン」は、タイヤ重量を軽量化し、省資源化やタイヤの転がり抵抗を大幅に低減することで環境負荷を低減するとともに、ハンドリングなどの運動性能との両立を可能にする基盤技術の1つ。 「…
住友ゴム工業は災害時に泉大津工場(大阪府泉大津市)を臨時の避難場所として地域に活用してもらう「臨時避難所協定」を市と締結した。新型コロナウイルスの感染防止対策が求められる中、各自治体では避難所の3密を避けるために利用可能な施設の拡充を進めている。泉大津市の場合、市内にある32カ所の指定避難所の受け入れ人数は合計1万4000人で、災害の規模によっては5000人分が不足する恐れがあるという。指定避難…
ブリヂストンは商品の保有サイズスペックの削減を進める。従来は1サイズ・1スペックごとに開発していたケースやベルトモジュールを商品間で共有する取り組みを推進する。8月7日に行った中長期事業戦略の進捗説明の中で、石橋秀一CEOは「モジュールとトレッドゴム、パターンでカスタマイズすることで、市場変化に迅速な対応を図り、バリューチェーン全体で価値創出につなげる」と話した。例えば、国内向けの乗用車用タイヤ…
京都機械工具(KTC)は9月から「12.7sq.ホイールナット専用コードレス トルクリミット インパクトレンチセット」(JTAE473)を発売する。 同製品は、ホイールナットの締め過ぎを防止する「仮締めモード」を搭載したインパクトレンチで、既発売品の「12.7sq.ホイールナット専用コードレス トルクリミット インパクトレンチセット」(JTAE472)の後継機種となる。 今回は業界初となる車…
仏ミシュランは8月13日、「MICHELIN Pilot Sport Cup2 ND0」を装着車両が一周20.832kmの独ニュルブルクリンク北コースでエグゼクティブカークラスのラップレコードを更新し、7分29秒81のタイムを記録したと発表した。車両はした独ポルシェの「Panamera」(パナメーラ)で、タイヤサイズはフロントが275/35ZR21、リアが325/30ZR21。ドライバーはポルシ…
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は8月下旬からSUV用タイヤ「OPEN COUNTRY R/T」(オープンカントリー・アールティー)に新サイズを追加して発売する。追加サイズは15~18インチの5サイズで価格はオープン。このうち、17~18インチはホワイトレター仕様となっている。 「OPEN COUNTRY」シリーズはSUVをターゲットとした同社の主力ブランドで2016年から国内市場本格導入…
米クーパータイヤは7月23日、セルビア・クルシェバツ工場の増強に向けたプロジェクトが進行していると発表した。投資額は5500万ドル(約58億円)で、需要増が見込まれる大口径タイヤを新たに生産する。 今回、設備の改修や拠点の拡張を進め、118名を新規雇用する。工事は今年後半に完了し、生産能力は3割増える見通し。さらに、将来的に生産能力の倍増を見込める設備も設ける。なお、セルビア政府から約800万…
ブリヂストンはこのほど、2030年を目標年とした新たな環境中期目標「マイルストン2030」を公表した。事業の成長と環境影響や資源消費の拡大を切り離す「デカップリング」の考えに基づき、環境インパクトの改善と経済成長の両立、事業を通じたサーキュラーエコノミーへの貢献、カーボンニュートラル社会へ向けた商品のライフサイクルやバリューチェーン全体を通じたCO2排出量の削減に取り組む。 この目標の中で、2…
IRSG(国際ゴム研究会)が7月17日に発表した2020年の世界の新ゴム需要見通しは、前年比12.6%減の2520万トンだった。IMF(国際通貨基金)のシナリオに基づき、ロックダウンや工場および小売りビジネスの停止、人や物の流れの停滞が減少傾向の主な要因と想定した。 また同会では「2021年には、タイヤ分野の回復(6.9%増)と非タイヤ分野の伸長(9.3%増)によって、世界の新ゴム需要は反動し…
英運輸省は7月15日、トラックやバスの前輪と、マイクロバスの全輪に10年以上のタイヤを装着することを禁止すると発表した。二次立法を秋にも施行する。リトレッドタイヤも対象で、更生してから10年以上経過したものが禁止となる。 この措置は、運輸省による研究を含む広範な調査を踏まえたもの。調査は使用年数の長いタイヤに腐食が発生する可能性を示唆している。同省では、製造日を分かりやすく可視化するよう求めて…