ミシュラン、生産財タイヤで攻勢 国内初の大型イベント実施
日本ミシュランタイヤがトラック・バス用タイヤと建設機械用タイヤ、産業車両用タイヤなど生産財タイヤをトータルで提案するビジネスに乗り出した。従来はカテゴリーごとに対応していたが、今年1月に生産財を全体で運営する「B2Bタイヤ事業部」を立ち上げ、点から面に事業を拡大する体制に移行。トラック用タイヤで培ってきた戦略を活用することで、3年後には市販用タイヤで、生産財事業の売上高を2割程度引き上げたい考え…
日本ミシュランタイヤがトラック・バス用タイヤと建設機械用タイヤ、産業車両用タイヤなど生産財タイヤをトータルで提案するビジネスに乗り出した。従来はカテゴリーごとに対応していたが、今年1月に生産財を全体で運営する「B2Bタイヤ事業部」を立ち上げ、点から面に事業を拡大する体制に移行。トラック用タイヤで培ってきた戦略を活用することで、3年後には市販用タイヤで、生産財事業の売上高を2割程度引き上げたい考え…
横浜ゴムは4月22日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦が行われた三重県の鈴鹿サーキットで会見を開き、引き続きモータースポーツ活動を積極化していく方針を発表した。 会見で山石昌孝社長は、「モータースポーツが当社のプレミアム戦略、プレミアムタイヤ市場における存在感の更なる向上のために重要な位置付けとなっている」と、取り組みの意義を述べた。また、「欧米で『ADVAN』(アドバン)がレースに使…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は「タイヤの日」に合わせて4月6日から13日まで全国9カ所の高速道路のパーキングエリアなどでタイヤ点検活動を実施した。この活動は一般ドライバーにタイヤへの関心を喚起し、正しい使用方法を啓発することを目的に、毎年行われているもの。 11日に東北自動車道の羽生パーキングエリア(埼玉県)の活動に参加した同会の池田育嗣会長(住友ゴム工業社長=写真)は、「調査では乗用車…
ブリヂストンの米国子会社ブリヂストン アメリカス・インク(BSAM)と米グッドイヤーは現地時間の4月16日、米国市場でタイヤ卸売事業の新会社を設立すると発表した。BSAMとグッドイヤーがそれぞれ保有する卸売網を統合して、2018年半ばに新会社TireHub, LLC.(タイヤハブ)を共同で立ち上げる。 新会社では両社の乗用車用・小型トラック用タイヤの米国における卸売事業を行う。資本金は非公表だ…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、2月3日から4日の2日間、千葉市の幕張メッセで行ったキャンピングカーの重量測定結果を3月27日に発表した。 それによると、今回の点検台数は17台で、タイヤ負荷率90%超~100%以下が9台、100%超が2台あった。タイヤ負荷率100%超の2台は空気圧不足が原因だった。 タイヤが空気圧不足や過負荷の状態で走行すると、偏摩耗やバーストなどが発生し、事故に繋が…
日本ミシュランタイヤが市販用タイヤで販売を拡大しており、特に17インチ以上のゾーンで業界水準を上回る成長を遂げている。好調の背景にはグループ全体で2016年から取り組んできた“顧客ファースト”への意識改革がある。その変化を支えるのは社員自身の成長と、「安定志向の人ばかりになったらこの会社はない」(人事担当の石澤千夏執行役員)という危機感だ。社員の成長からビジネスの発展へといかに繋げていくのか――…
日本ミシュランタイヤは5日、産業機械のスキッドステアローダー用のエアレスタイヤ「MICHELIN X TWEEL SSL」を2019年に国内市場に導入すると発表した。 同商品は2012年から北米市場などで販売しており、主に建設現場や道路舗装工事、農業などの作業現場で使用されている。優れた乗り心地で作業者の疲労低減に繋がるほか、パンクによる作業中断がなくなることで生産性の向上が期待できる。 エ…
横浜ゴムは2018年から来年にかけて生産財タイヤのラインアップを拡充する。3月に国内のトラック・バス用タイヤの基幹商品としては10年ぶりとなる「710R」を発売したのを皮切りに、海外市場を含めて今後2、3年の間に従来の2倍程度の商品を投入していく計画だ。同社は2月に公表した2020年までの中期経営計画「GD2020」の柱のひとつに、タイヤ生産財事業の強化を掲げており、市場のニーズへ迅速に対応した…
ブリヂストンがトラック・バス用タイヤで、新品タイヤとリトレッド、メンテナンスを一体化したソリューションの提案を積極化している。2月23日にはユーザー向けの大規模な説明会を開催し、その効果を改めて訴求した。上昇傾向が続く燃料価格や深刻な人手不足など、今後も輸送業界を取り巻く環境は厳しさを増すことが予想される中、サービス品質の更なる向上やデジタルツールの活用なども進め、多くの輸送事業者の課題解決に繋…
死亡事故は5年連続で発生 タイヤ空気充てん作業時における事故が、昨年1年間で33件発生したことが日本自動車タイヤ協会の調査で分かった。被害状況をみると死亡が1件、重軽傷が9件などとなった。 死亡事故があったのは5年連続。昨年は北海道のSSで発生した。新品の農機用(AG)タイヤをリム組みし、サイド部を床面に倒した状態で空気充てんを実施。350kPaまで充てんしてもビードシーティングしなかったため…
韓国のクムホタイヤが国内リプレイス市場で攻勢を強める。3月にSUV用タイヤやスポーツタイヤなど新商品を相次いで投入するほか、製品の満足保証と、パンクなどでタイヤが損傷した後の無料交換を同時にサポートするキャンペーンを始める。 品質保証は日本ミシュランタイヤが既に実施しているが、併せてパンクや外傷によってタイヤが使用できなくなった際の保証を付加するのは国内で初の試みだという。 クムホは売上高で…
オートバックスセブンは1月27日、クルマを通じてライフスタイルを提案するブランドとして展開している「JACK&MARIE」(ジャックアンドマリー)の期間限定ショップを東京都渋谷区の神宮前にオープンした。期間は3月4日まで。 「ジャックアンドマリー」は昨年4月に立ち上げたブランド。自然やカーライフをコンセプトに、アウトドアでの使用を想定したカーケア用品からアパレル、雑貨など幅広いアイテムを揃えて…
都心では2014年2月以来4年ぶりの大雪となった1月22日、カー用品量販店でスタッドレスタイヤやタイヤチェーンを求める来客が急増した。 オートバックスセブンでは「東京都内の店舗などで1日の売上げは通常の平日に比べて4~5倍に急増した」としている。大雪に備えて冬タイヤやタイヤチェーンを購入する客が増え、当日の平均来客数は普段の約2倍に上った。また21日も全体の売上げは通常の休日より2~3倍に増え…