【ミシュラン】BFグッドリッチのトラックタイヤを国内導入
日本ミシュランタイヤは8月29日に都内で会見を開き、北米などで人気の高い「BFグッドリッチ」ブランドのトラック用タイヤを国内市場に初めて導入すると発表した。初年度の今年は4つのスペックを投入する。これまでアプローチできていなかったユーザーを掘り起こすとともに、取り扱い販売店の拡充にも乗り出す。 同社では従来、トラック用タイヤではミシュランブランドのみを販売し、リグルーブやリトレッドなどソリュー…
日本ミシュランタイヤは8月29日に都内で会見を開き、北米などで人気の高い「BFグッドリッチ」ブランドのトラック用タイヤを国内市場に初めて導入すると発表した。初年度の今年は4つのスペックを投入する。これまでアプローチできていなかったユーザーを掘り起こすとともに、取り扱い販売店の拡充にも乗り出す。 同社では従来、トラック用タイヤではミシュランブランドのみを販売し、リグルーブやリトレッドなどソリュー…
山形県上山市にあるタイヤ販売店、カーフットショップ後藤とタイヤプロショップ中川の2社が8月25日、上山市との間で「災害時におけるタイヤ業務の支援協力に関する協定」(災害協定)を締結した。 今後、市内や隣接する山形市などで大規模な災害が起きた際、警察や消防など市が所有する車両のタイヤ修理や交換を行う。タイヤ業務に関する協定を結ぶのは山形県内の自治体では初めて。 同日、市役所であった調印式で横戸…
日本ミシュランタイヤは8月24日、群馬県にある「太田サイト」を報道陣に公開した。同施設は主に消費財タイヤの静粛性能とウィンター性能の開発を行っており、ミシュラングループの中で、フランス、北米に次ぐ大規模な研究開発拠点となる。 太田サイトは1980年代に設立した。その後、90年代にはタイヤの材料など研究開発をスタートさせ、2000年以降は本格的な設備投資を進めてきた。現在は国内で開催されるモータ…
ランクセスが協賛する「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」のコンサートが8月1日に東京・文京区のトッパンホールで開催され、若き音楽家たちが弦楽の響きを奏でた。終盤では理事長を務める小澤征爾氏が登壇し、指揮をとった。 同アカデミーは、アジア圏の才能ある若手弦楽器奏者に、小澤氏をはじめとした講師陣の高度な指導を提供することを目的として2011年に設立。今年は日本のほか、中国や韓国、台湾からオーディショ…
阿部商会はフィンランドのノキアンタイヤと販売代理店契約を締結し国内における総輸入元として8月1日から販売を開始した。2017年は乗用車用スタッドレスタイヤ「ハッカペリッタR2」と、SUV用スタッドレスタイヤ「ハッカペリッタR2 SUV」を取り扱う。 「ハッカペリッタR2」は13~21インチの全72サイズを販売する。特にBMW「i3」用の155/70R19 84Qサイズは、スタッドレスタイヤとし…
ブリヂストンのタイヤ開発の将来像は――。同社が7月20日に横浜市内のスケートリンクで開催したスタッドレスタイヤの試乗会に参加した技術スポークスパーソンの原秀男フェローに話を聞いた。 ――スタッドレスのアイス性能はどこまで進化するか。 「今後10数年でアイス路面を夏タイヤのように普通に走行できるようになるのではないか。ただ、さらに上をいくためには、今の延長線上とは別の技術も必要になる。 例えば…
ブリヂストンは7月20日、横浜市内のホテルで会見を開き、乗用車用スタッドレスタイヤの新商品「BLIZZAK VRX2」(ブリザック・ヴイアールエックスツー)を9月1日から全国で発売すると発表した。新商品は従来品(ブリザックVRX)と比較して、アイス性能を10%高めつつ、ライフ性能を22%、ドライ路面での静粛性は31%低減させた。発売サイズは12~20インチの全109サイズで、希望小売価格(税込)…
「トータルパフォーマンスこそ強みであり永遠の課題」 7月上旬に開催された日本ミシュランタイヤの乗用車用スタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE3+」の試乗会場で、同社研究開発本部の東中一之本部長取締役執行役員に技術面での考え方を聞いた。 ――ミシュランの基本にある「トータルパフォーマンス」の意味は。 「スタッドレスタイヤで一般道を走行していて、ドライバーが『何も感じなかった』というのは…
7月20日に横浜市内のホテルで行われたブリヂストンの乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX2」の発表会に女優の綾瀬はるかさんがゲストとして登壇した。 綾瀬さんは氷の結晶をイメージした浴衣姿で、夏の思い出話を披露。「浴衣を着て夏祭りに行くのを毎年楽しみにしていた。ヨーヨーを取ったり、かき氷を食べていた」と振り返った。 「BLIZZAK VRX2」は9月から発売する。新CMにも登場す…
仏ミシュランは、6月13日から15日までカナダのモントリオールで開催されたイベント「ムービング・オン」で、タイヤとホイールが一体化した新コンセプトタイヤ「MICHELIN Visionary Concept」(ミシュラン・ビジョンナリー・コンセプト)を世界で初めて公開した。 同コンセプトタイヤは3Dプリンターで作られた、ハニカム構造のエアレスタイヤ。タイヤ内部にセンサーを埋め込み、タイヤの使用…
更生タイヤ全国協議会(五味達夫会長)は5月26日に都内で第33期通常総会を開き、2016年(1月~12月)の更生タイヤ出荷本数が前年比4.9%減の129万9500本だったと報告した。11年ぶりのマイナスとなった2015年に続き、2年連続で前年を下回った。そのうち、全体の9割を占めるトラック・バス用タイヤの出荷本数は6.0%減の116万1700本だった。 昨年は輸出タイヤの減少による台タイヤの増…
住友ゴム工業は5月16日、タイヤの回転により発生する車輪速信号を解析することで、「路面の滑りやすさ」やタイヤの「荷重」を検知するタイヤセンシング技術「SENSING CORE」(センシング・コア)を開発したと発表した。既に多くの車両に装着されている同社のタイヤ空気圧低下警報装置「DWS」(Deflation Warning System)を進化させたもので、安全な車社会の実現に貢献する技術として…
日本ミシュランタイヤは9月にもITを活用したトラック・バス用タイヤの管理システムを国内で始める。新システムは同社とソフトバンク、オレンジジャパンが共同で開発を進めているもの。 新システムではタイヤ空気圧などに異常が生じた場合、車両に取り付けたTPMS(タイヤ空気圧管理システム)からソフトバンクの通信回線を通じてクラウド上へ情報が収集される。そこからリアルタイムで運行管理者やタイヤ販売店へ警告を…
日本自動車タイヤ協会(JATMA)がまとめた2016年の廃タイヤ(使用済みタイヤ)リサイクル状況によると、昨年1年間の廃タイヤの発生量は9400万本(99万7000トン)となり、前年と比較して本数で100万本、重量で3000トン減少した。また、リサイクル利用量は90万3000トンと1万9000トン減少した。リサイクル率は前年より1ポイント低下して91%となったものの2年連続で9割以上の水準となっ…
NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)のJAWA事業部がまとめた2016年のアルミホイール(ワイヤーホイール、マグネシウムホイール)の販売個数は前年比7.3%減の977万5462個と、5年ぶりに1000万個を割り込んだ。前年割れは2年連続。 この調査は同会JAWA事業部に加盟する97社中78社から回答を得たもの。 昨年1年間の市販用アルミホイール市場は、2015年の暖冬の…