「大きな転換期だが柔軟に対応を」柳田会長 機工協が通常総会開く
日本自動車機械工具協会(機工協)は11日、都内で第63回通常総会を開催した。役員改選では、会長にバンザイの柳田昌宏代表取締役社長、副会長にイヤサカの斎藤智義取締役会長がそれぞれ再任された。 柳田会長は挨拶に立ち「本年度は賃金改定により個人消費が持ち直しに転じると予想されている。企業では人材不足が深刻な課題となっており、これに対する施策が一層重要になると考えられる。23年度の新車販売台数は2年連…
日本自動車機械工具協会(機工協)は11日、都内で第63回通常総会を開催した。役員改選では、会長にバンザイの柳田昌宏代表取締役社長、副会長にイヤサカの斎藤智義取締役会長がそれぞれ再任された。 柳田会長は挨拶に立ち「本年度は賃金改定により個人消費が持ち直しに転じると予想されている。企業では人材不足が深刻な課題となっており、これに対する施策が一層重要になると考えられる。23年度の新車販売台数は2年連…
日本ゼオンは11日、主力製品である高機能樹脂シクロオレフィンポリマー(以下、COP)の新プラント建設を発表した。山口県周防市に設立予定の新工場は2025年下期に着工し、28年度上期に竣工予定。投資総額は約700億円。生産能力約1万2000トン/年を計画。 この日、中期経営計画(STAGE30)の第2フェーズ(2023-26年度)進捗説明会をオンラインで開催。同社は徳山工場のエラストマー製造設備…
“すべてをあきらめない”高性能を実現 日本グッドイヤーは17日、富士スピードウェイ内のトヨタ交通安全センター・モビリタ(静岡県)で、乗用車用タイヤ新商品「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6(イーグル エフワン アシメトリック シックス、以下ASM6と略)」のメディア向け発表試乗会を開催した。「ASM6」は前モデル「ASM5」の性能チャートを全方位で正常進化させたウルトラハイパフォーマンス…
一般社団法人日本自動車機械器具工業会(JAMTA)は5月28日、東京都内で「令和6年度通常総会」を開催。役員任期満了と一部役員退任にともなう選任では理事長に山田勝己氏、副理事長に丸山将一氏と三木健太郎氏、専務理事に坪田一郎氏の再任を承認した。 山田理事長は壇上で「円安ドル高、原材料価格の高騰、工賃値上げ、人手不足など課題は山積み。来年のオートサービスショーに向けて気持ちを新たにして、人と車の安…
日本ゴム工業会は7日、都内で第32回幹事会を開催した。幹事会開催前の理事会で会長、副会長、常勤役員の選任が行われ、清水隆史会長と副会長3氏の再任が報告された。常勤役員では岡本浩一氏が専務理事を退任し、後任に渋木克久氏が就任した。 清水会長は冒頭のあいさつで「23年は国内自動車生産台数が5年ぶりに前年比プラスとなったが新型コロナ禍以前の水準には達せず、ゴム製品の生産も19年に比べ9%下回った」と…
ブリヂストンの社内ベンチャーであるソフトロボティクスベンチャーズは、ゴム人工筋肉を使ったロボットハンド「TETOTE(てとて)」による「未来の味わい体験」を提供している。 「TETOTE」展示は4日から16日まで、都内の体験型ストア「b8ta」で実施。韓国のDoosan Roboticsの「Mix Master Moodie」と組み合わせた体験では、来場者の表情をAIが分析し、「ウキウキ」など…
グローバル性能を最前面に レビューキャンペーン実施し認知度向上 自動車部品商として出発した株式会社阿部商会。創業が1948年という老舗だ。ピレリをはじめ、ACデルコやビルシュタインなど海外の名門ブランドの輸入元として、国内で広く販売展開し地歩を築いてきた。近年、販売に注力するのがノキアンタイヤとGTラジアルの2ブランド。販売促進部部長の阿部浩二氏、同部商品課タイヤビジネスシニアアドバイザーの…
タイヤ整備機器・リトレッドタイヤ用機器・廃タイヤ処理関連機器の国産メーカー、小野谷機工(福井県越前市、宇田公郎社長)は7日、東京証券取引所が運営するプロ向け株式市場、TOKYO PRO Marketへの新規上場の申請を行った。申請には日本M&Aセンターを指定アドバイザー(J−Adviser)とした。 TOKYO PRO Marketはプロの特定投資家のみ参加が可能。上場により企業として…
400社以上が出展し最新の情報を発信 23年に新型コロナウイルスの感染法上の分類が変更され行動制限が解除されたことで、ショーをはじめとする各種のイベントが再びリアルで開催されるようになった。日本自動車工業会は10月15日から18日、千葉・幕張メッセで「ジャパンモビリティショー(JMS)2024」を開催すると発表した。海外ではすでに大規模なイベントが再開されており、コロナ禍前を上回る集客を記録する…
静岡県タイヤ商工協同組合は5月26日、静岡市内で第50期通常総会を開催した=写真=。 冒頭、鈴木規正理事長は「組合員増強に毎年尽力しているが組合員数は減少傾向にある。ついに退会者が出てしまったことが残念でならない」と挨拶。「SNSの普及により情報収集が容易になった。しかし、その情報には間違った情報も含まれている。そういった意味で、対面での情報交換は必要不可欠。今まで実施してきた講習会は有意義で…
神奈川県タイヤ商工協同組合は5月26日、箱根湯本で第63回通常総会を開催した=写真上=。 任期満了に伴う役員の改選が行われ、新理事長に真田大輔氏=写真下=が選任された。真田氏は「組合は大切な場所。皆さんとともに進めていきたい。われわれが楽しむことが今後の組合の魅力につながっていく」と、今後の抱負を語った。 また、このたび理事長を退任した西潟幸雄氏は「新しい知見で組合を盛り上げていっていただき…
大阪府タイヤ商工協同組合は5月25日、大阪市内で第68期定時総会を開催=写真上=。任期満了にともなう役員改選では新理事長に入江優氏=写真下=が指名推薦により選任された。副会長に前理事長の神田泰之氏が新任、中田比呂秋氏、空門満也氏の再任を決定した。 入江新理事長は就任挨拶で「組合にとって大切なことは『和を以て貴しとなす』という聖徳太子の言葉にあるように、和が大事だと考える」とし、「皆さんと協議し…
協同組合日本タイヤリサイクル協会(JSRA)は5月24日、都内で第32回通常総会を開催した。23年度事業報告と24年度事業計画案を審議し、いずれも可決承認した。 23年度の事業報告ではJSRAの課題として、中古タイヤの輸出増やメーカーなどがケミカルリサイクルをめざすなかで、中間処理業者の囲い込みや排出事業者へ買い付ける動きがみられると指摘する。 24年度の事業計画のなかでも、こういった動きを…
「人とくるまのテクノロジー展」(主催・自動車技術会)が5月22日~24日、パシフィコ横浜で開催された。590社が出展。3日間で展示会には7万5972人が来場した。会場内では4月に発表された第74回自動車技術会賞の各受賞者のパネルコーナーなどが設けられた=写真上=。並行してオンライン展示会も6月5日まで開催された。タイヤに関するソリューションを紹介する企業も多く出展。最新の素材や技術、安全・安心に…