アルミホイール販売 新車販売減と暖冬が響き6年ぶりにマイナス
NAPAC(日本自動車用品.部品アフターマーケット振興会)のJAWA事業部がまとめた2015年のアルミホイールの販売個数は対前年比11.2%減の1054万3491個だった。前年実績を下回るのは6年ぶり。この調査は同会JAWA事業部に加盟する92社中77社から回答を得て、その集計結果を「アルミホイール.イヤーブック2016」として発刊した。 製品タイプ別では、1ピースが11.3%減の1042万6…
NAPAC(日本自動車用品.部品アフターマーケット振興会)のJAWA事業部がまとめた2015年のアルミホイールの販売個数は対前年比11.2%減の1054万3491個だった。前年実績を下回るのは6年ぶり。この調査は同会JAWA事業部に加盟する92社中77社から回答を得て、その集計結果を「アルミホイール.イヤーブック2016」として発刊した。 製品タイプ別では、1ピースが11.3%減の1042万6…
アジア最高峰のレースで最高の技術を 4月23日~24日、三重県の鈴鹿サーキットで“アジア最高峰”と呼ばれる「スーパーフォーミュラシリーズ」が開催された。およそ20年に国内トップフォーミュラへ復帰すると同時に、初のワンメイク供給となった横浜ゴム。現地で参戦の狙いと今後の展望を聞いた。 「スーパーフォーミュラ」のタイヤには、あらゆるシーンに耐えるオールマイティさが求められる。横浜ゴムがすでに参戦し…
小野谷機工のグループ企業で、リトレッドタイヤの製造・販売を行う北陸リトレッド(福井県越前市)が進めていたリトレッドタイヤ新工場がこのほど完成した。4月15日には現地で関係者およそ180人を招いた竣工披露式が行われた。 北陸リトレッドは1967年に操業を開始。リトレッドタイヤ市場の拡大に合わせ生産能力の増強を図るため、建屋の増築や生産ラインを増設し、事業を拡大してきた。工場自体も今回で3度目の移…
住友ゴム工業は4月9日、「ダンロップ 全国タイヤ安全点検」を、全国47都道府県の52会場で開催した。 この活動は今回で15回目。2008年秋から年に2回、全国の道の駅などで実施し、これまでの累計で7万台を超えるクルマのタイヤを点検してきている。 この日、埼玉エリアではダンロップタイヤ関東販売のスタッフらが「道の駅 アグリパークゆめすぎと」に参集。会場を訪れたドライバーらにタイヤ管理の重要性を…
ブリヂストンは4月9日、栃木県の同社プルービンググラウンド(テストコース)で、安全技術に関する説明会を開催し、路面判定技術「CAIS」(カイズ)の実車走行を報道陣に公開した。 「CAIS」はContact Area Information Sensingの頭文字。タイヤ内部に取り付けたセンサーから路面状態を測定する技術で、昨年同社が世界で初めて実用化にこぎつけた。 今回は株式会社ネクスコ・エ…
4月8日「タイヤの日」――今年もJATMA(日本自動車タイヤ協会)をはじめタイヤメーカーおよびタイヤ販売会社、関連団体など、業界が一丸となってさまざまな安全啓発活動を実施した。JATMAの関東支部では東北自動車道のパーキングエリアで活動を行い、ドライバーにタイヤの適正使用を呼びかけた。 「タイヤの日」は、2000年にJATMAなど業界3団体により創設された記念日。タイヤ業界にとって特別な日であ…
「年に1度はあなたのタイヤゲージの校正を」――このように訴えるのは、タイヤゲージ(エアーゲージ)の専門メーカーである旭産業だ。 チェンジャーやバランサーに比べ、タイヤゲージに対するメンテナンスや始業前点検の意識が低いと指摘される。タイヤ空気圧管理に欠かすことのできないタイヤゲージは作業工具ではなく、計測機器であり精密機器。その取り扱いには慎重さが求められ、精度を保つためには校正が必要だ。 旭…
東洋ゴム工業は4月2日、東名高速道路・海老名サービスエリアでタイヤの安全啓発活動を行い、一般ドライバーにタイヤ点検の重要性を呼びかけた。 同社ではこれまでも秋などにもショッピングセンターなどで安全啓発活動を実施してきたが、「タイヤの日」に合わせた春の活動としては6年ぶりとなる。9日以降にも北海道から九州まで全国で啓発活動を予定している。 現地で活動に参加した同社の櫻本保常務執行役員は、「昨年…
横浜ゴムは3月28日に都内でオランダの農機用・建機用タイヤメーカー、アライアンス・タイヤ・グループ(ATG)買収に関する記者会見を開き、生産財事業を大幅に強化すると発表した。米投資ファンド、KKRおよびATGの株主から11億7900万ドル(約1356億円)で全株式を取得し、7月1日までに買収を完了する予定。今後も安定した成長が見込まれる農業機械タイヤ事業に参入することで収益力の向上を図る。 A…
2015年の1年間、タイヤ空気充填(てん)作業に関連する事故33件発生したことがJATMA(日本自動車タイヤ協会)の調べでわかった。そのうちの1件は作業者が死亡。骨折など重傷を負う事故も8件あった。 JATMAは毎年、タイヤ空気充てん作業時(車両からタイヤを取り外した状態)と、タイヤ空気補充時(車両にタイヤが取り付けられた状態)において、事故の発生件数や発生状況をまとめている。 昨年の事故件…
JATMA(日本自動車タイヤ協会)の賀詞交換会が1月15日、都内のホテルで開かれた。野地彦旬会長は「昨年のタイヤ生産量は対前年比95%の107万トン、タイヤ販売量は96%の7070万本だった。国内新車販売のうち約42%が軽自動車で、徐々にタイヤが小さくなっているという印象だ。デフレ脱却のために、お金に余裕のある方には高付加価値の商品を買っていただきたい。物価上昇に貢献し、結果として実質金利より高…
1月8日に行われたブリヂストンの「Playz PXシリーズ」の発表会にはCMで教授役を演じた女優の綾瀬はるかさんが、CMと同じ白衣とメガネ姿でゲストとして登壇した。教授役については「少し偉くなったようで、気分がいい」とはにかんだ。「普段、タイヤについてあまり考えたことがなかったが、CMをきっかけに少し詳しくなった」という。 「今年はまず健康、そして普段使っている車のタイヤをプレイズに換えて疲れ…
ワールドループつくば(茨城県牛久市)では今冬からオールシーズンタイヤの販売を開始した。取り扱うタイヤは日本グッドイヤーの「Vector 4Seasons」。販売開始後にすぐ2セットが売れるなど、好調な滑り出しを見せている。その背景には、準降雪地帯にあたる茨城県ならではの事情があった。 牛久店店長の久保さんは「年に数度の軽い降雪があるが、積もることはあまりない地域。そのため、コスト面や手間を考え…
堅調な需要続く北米で地産地消を確立 横浜ゴムが約360億円を投じて建設していた北米のトラック・バス用タイヤ工場(ミシシッピ州ウエストポイント市)が完成した。現地時間の10月5日に行われた開所式にはミシシッピ州のフィル・ブライアント知事やトレント・ケリー米国下院議員をはじめとした地元政財界の幹部のほか、日系カーメーカーや取引先など約300名が出席した。 ミシシッピ工場は同社にとって単独では北米初…
横浜ゴムは現地時間の10月5日、北米でトラック・バス用タイヤの新工場を稼働した。総投資額は3億ドル(約360億円)で、生産能力はフル操業時に年間100万本を計画している。北米向けにはこれまで独・コンチネンタルとの合弁会社、GTYタイヤカンパニー(米)および日本やタイからの輸入で対応してきたが、新工場の本格稼働により世界有数の商用車市場で旺盛な需要を取り込む。今後、OE納入も拡大させ将来的には合計…