「東京オートサロン2020」タイヤメーカー各社がブランド訴求
1月10日から12日の3日間、千葉県の幕張メッセでカスタムカーと関連製品の展示会「TOKYO AUTO SALON 2020」が開催された。38回目を迎えた今回、3日間の来場者数は33万6060人と前回から1.6%増加し、過去最多の動員を記録。カスタムカーや新型車、レース仕様車が数多く並ぶ会場では、タイヤメーカー各社もそれぞれのブランド色をアピールし、新商品やドレスアップ対応商品が来場者の注目を…
1月10日から12日の3日間、千葉県の幕張メッセでカスタムカーと関連製品の展示会「TOKYO AUTO SALON 2020」が開催された。38回目を迎えた今回、3日間の来場者数は33万6060人と前回から1.6%増加し、過去最多の動員を記録。カスタムカーや新型車、レース仕様車が数多く並ぶ会場では、タイヤメーカー各社もそれぞれのブランド色をアピールし、新商品やドレスアップ対応商品が来場者の注目を…
「環七通り」「かんなな」――これらの通称で知られる都道318号環状7号線。正式名称は「東京都市計画道路幹線街路環状第7号線」という。その「環七」沿いで、強烈な個性を放っているタイヤショップがある。有限会社平野タイヤ商会がそれだ。代表取締役の杉村直泰さん、専務取締役の丹羽薫さんに話を聞いた。 原点回帰。店舗販売で業容拡大 平野タイヤ商会の所在地は東京都足立区椿。環七通りと都道106号線・鳩ヶ谷街…
イヤサカはこのほど、ホイールバランサーのスタンダードモデル「S745NW」「S635NW」に、「S745NW-AL」を新たにラインアップした。さらに、米ハンター社のホイールバランサー「スマートウエイトプロ/SWP70E」も新登場。営業技術部技術一課の本間友大さんがそれぞれの最新モデルを解説した。 イヤサカの「S745NW-AL」「S745NW」「S635NW」は、誰もが使いやすい操作性と高い信…
整備作業の軽労化・省力化と安全性向上は二律背反ではない。軽労化・省力化を突き詰めていくと、安全性はより高まっていく――タイヤ整備機器をはじめ更生タイヤ製造や廃タイヤ処理の機器・システムの国産メーカー、小野谷機工ではこのような設計思想のもとで日々、整備機器の企画開発を行っている。同社がこのほど、タイヤ整備の現場をサポートする新製品3種を開発し、本格販売を開始した。 タイヤセットアップリフト「イージ…
イヤサカは11月にタイヤチェンジャー「NS90」シリーズを発売開始した。小野谷機工がOEM供給する国産商品で、およそ15年前に発売した従来品(NS80)のモデルチェンジとなる。使いやすさを追求した新商品 開発時にポイントとなったのは“軽労化”だ。偏平タイヤやランフラットタイヤにも対応する最新モデルがどのように現場作業の軽減に貢献するのか、営業技術部技術一課の本間友大さんに実演してもらった。 …
今春レポートした株式会社東大阪タイヤサービス(石賀良一社長)本店に引き続き、今回はミスタータイヤマン東大阪店(東大阪市菱江3丁目)を訪問した。この日は天皇の即位礼正殿の儀が行われるため祝日だったが、同店は年末年始を除き年中無休で、取材を快く迎えてくれた。 機動力と技術力でサービスを展開 東大阪タイヤサービスは1973年10月、先代が個人商店として創業し、1992年に法人化した。「ミスタータイヤ…
1954年に創業したサカモト(静岡県掛川市)は、県道415号線沿いで「タイヤガーデン掛川」を運営している。同社がモットーとするのは、「お客様のニーズにお応えできること、サカモトにしかできないタイヤサービスのご提供」だ。同社ではどのような形でユーザーのニーズに対応しているのか――ショップの店長を務める稲垣勝也さんに、現在の取り組みと将来の展望を聞いた。 ニーズに応え、多様なサービスを提供 サカモ…
埼玉県志木市にあるバスク(小笠原孝嗣社長)が8月下旬からTPMS(タイヤ空気圧管理システム)の新製品「AirSafe(エアセーフ)AS-CV2」を発売した。 今回の新製品はクランプインバルブタイプ「AS―CV1」の後継モデル。従来モデルでは210~360kPaだったタイヤ空気圧の監視設定範囲を100~900kPaまで拡大させたことが特徴となる。 「AS-CV1」は約2年間販売し、ユーザーから…
スタッフ自身が体験し的確なアドバイスへ KTグループの神奈川ハマタイヤは10月9~11日の3日間、横浜市内のスケートリンクで「スタッドレスタイヤ体感試乗会」を開催した。 当日は同グループ企業の神奈川トヨタ自動車、トヨタカローラ横浜、ネッツトヨタ横浜、ネッツトヨタ湘南やトヨタレンタリース神奈川及びトヨタサービスセンター神奈川のスタッフ、販売店などが参加。 この試乗会はエンドユーザーに対し、積雪…
「東京モーターショー2019」では、商用車のカテゴリーでも最先端の技術を採用した電気自動車(EV)などが多数発表となった。 日野自動車は世界初公開のコンセプトモデル「FlatFormer」を出品した。車両で利用可能な空間を最大化するため、後輪はモーターやサスペンションなどが一体となった小径タンデムユニットとしたほか、前輪もホイールハウスを小さくできる一体ユニットを採用。物流や移動に加え、ケータ…
「東京モーターショー」で自動車メーカー各社は自動運転など最新のテクノロジーを駆使したEV(電気自動車)を多数発表した。各社の主要モデルと装着タイヤに焦点をあてた。 トヨタ自動車の「超小型EVビジネス向けコンセプトモデル」は、「静粛性やパンクレス、メンテナンスフリーが合っている」(担当者)ことからブリヂストンのエアレスタイヤを装着。 レクサスはEVのコンセプトカー「LF-30エレクトリファイド…
ダンロップとファルケンの2つのブランドでブースを構成した。ダンロップエリアでは、12月1日から発売予定のフラッグシップ低燃費タイヤ「エナセーブNEXTⅢ(ネクスト・スリー)」を公開した。発売サイズは195/65R15 91Hの1サイズで、希望小売価格は税別2万5100円。 新商品は2017年に掲げたタイヤ技術開発コンセプト「SMART TYRE CONCEPT」(スマート・タイヤ・コンセプト)…
横浜ゴムは、CASE対応技術として3つの新技術を初披露した。タイヤノイズ低減技術では、「Silent Foam 面ファスナー Concept Tire」を出品。タイヤ内部の共鳴音を低減する吸音材を面ファスナーで固定した。 これまで、タイヤ内側にはめ込む吸音材付きリングや、吸音材をタイヤ内部に接着する技術があったが、サイズごとのリング設計や接着工程が必要となるなどそれぞれ課題があった。 新技術…
日本グッドイヤーのブースでは、世界初公開となるレクサスのEVコンセプトカー「LF-30エレクトリファイド」の装着タイヤとして開発されたコンセプトタイヤを展示した。 このコンセプトタイヤは、空気力学の技術を駆使して開発したトレッドデザインとタイヤの断面形状を採用。車両がインホイールモーターを使用しており、それを冷却するためにタイヤとホイールが一体となった設計で効率的な空冷ができるようなタイヤにな…
ブリヂストンは、「SUSYM」(サシム)を出品した。これはゴムと樹脂を分子レベルで結び付けた世界初のポリマーで、ブースには「サシム」を材料に3Dプリンターで製造したコンセプトタイヤを展示。固さを調整できる特性を利用し、ホイール部は固く、トレッド側は柔らかくなっている。 「サシム」は、同社が昨年発表した「ハイ・ストレングス・ラバー」(HSR)を進化させたもの。「HSR」も天然ゴムを凌駕する強度や…