試乗レポート ダンロップの想いをカタチにした「エナセーブEC204」
住友ゴム工業は3月19日、観音崎京急ホテル(神奈川県横須賀市)とその周辺道路で、2月に発売した乗用車用タイヤの新商品「エナセーブEC204」の試乗会を開催した。「エナセーブEC204」は、同社が“より最後まで使える長持ち”と謳う高いライフ性能を実現しつつ、従来のスタンダードタイヤと比べて静粛性や運動性能も大きく向上させたのが特徴だ。 ユーザーを基準にした“ダンロップの想い” 今年は、ダンロップ…
住友ゴム工業は3月19日、観音崎京急ホテル(神奈川県横須賀市)とその周辺道路で、2月に発売した乗用車用タイヤの新商品「エナセーブEC204」の試乗会を開催した。「エナセーブEC204」は、同社が“より最後まで使える長持ち”と謳う高いライフ性能を実現しつつ、従来のスタンダードタイヤと比べて静粛性や運動性能も大きく向上させたのが特徴だ。 ユーザーを基準にした“ダンロップの想い” 今年は、ダンロップ…
東京都荒川区に本社を構える板野商会。現在は、トラック用タイヤの組み替え作業をはじめ、各種タイヤ・ホイールの販売や買取、輸出入、リサイクルまで幅広く事業を行う。本社のほかには埼玉支店(加須市)や神奈川支店(海老名市)、千葉物流センター(八街市)を有し、従業員数はグループ全体で28名。代表取締役社長を務める板野光博氏は、労働環境に関してタイヤ業界に一石を投じている。 9割が『できない』と言うが、やれ…
ブリヂストンタイヤジャパンは2月23日、輸送事業者向けにタイヤの整備作業に関する説明会を開いた。当日はブリヂストンタイヤサービス東日本の東雲店(江東区)で大型トラックのタイヤ脱着作業も公開し、安心安全な運行を支える整備技術を訴求した。 同社は輸送事業者に対して商品と作業の2つを軸にサービスを提供している。商品面では、低燃費タイヤやリトレッドなど様々なニーズに対応した商品を展開する。 一方、タ…
究極派、街乗り派それぞれに対応 東洋ゴム工業は今春、SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」(オープン・カントリー)シリーズから「OPEN COUNTRY M/T」を国内で新発売する。加えて、2016年に軽自動車専用で発売した「OPEN COUNTRY R/T」のサイズ拡大も計画しており、国内でも存在感を増しているSUV市場への対応を強化する。1月中旬に埼玉県川越市の特設コースで開催した試乗会…
“技術の視覚化”という、従来の概念とは異なる視点からタイヤ整備サービス機器の開発に取り組むエイワ(兵庫県西宮市、前中勝彦社長)。乗用車用タイヤチェンジャーでは「New WING」シリーズを展開し、新風を巻き起こしている。その同社が2018年の新製品第1弾として上市したのが、「WING PFZ245」(ウィング・ピーエフゼット・ニーヨンゴ)。同社の特許技術「プレミアムFOUR(フォー)シリンダー」…
横浜ゴムは2月1日、北海道旭川市のテストコースでスタッドレスタイヤと欧米市場向けに開発しているウィンタータイヤ、オールシーズンタイヤの特徴を比較する試乗会を実施した。氷盤路で同社のスタッドレスタイヤ「アイスガード IG60」とウィンタータイヤ「V905」、オールシーズンタイヤ「S323」をそれぞれ装着して制動距離や発進時の違いを確認してみた。 「S323」は制動距離が最も長く、発進する際のタイ…
日本グッドイヤーは、乗用車用コンフォートタイヤ「EfficientGrip(E-Grip)Comfort」と、ラグジュアリーSUV向け「EfficientGrip Performance SUV」を2月1日から発売した。発売に先駆けて、茨城県の日本自動車研究所テストコースで行った試乗会でそれぞれの性能を体感した。 近年の新車市場は、グローバルで高級SUVの販売好調が続いており、国内でも新車用タ…
ブリヂストンが昨年9月から発売を開始した乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX2」(ブリザック・ヴイアールエックスツー)。シリーズの特徴であるアイス性能を向上したほか、一般性能についてもレベルを大きく引き上げている。1月中旬に北海道士別市にある同社プルービンググラウンド(テストコース)で、その性能を体感した。 試乗会ではトヨタ・プリウスに新商品と従来品(BLIZZAK VRX)をそ…
1月12日から14日までの3日間、幕張メッセで「東京オートサロン2018」が開催され、主要なタイヤメーカーがブースを出展した。各社はスポーツモデルや人気が高まるプレミアムカー向けの新商品を多数紹介し、ブランドの個性を発信した。 ブリヂストンは「POTENZA」(ポテンザ)と同社のモータースポーツ活動をメインにブースを展開し、「SUPER GT300クラス」の車両や「全日本ジムカーナ選手権」でチ…
愛知タイヤ工業の生産拠点は本社に隣接する小牧工場と春日井工場の2工場。小牧工場では比較的小径のタイヤを生産しているのに対して、春日井工場はホイールローダー用の24インチクラスまで対応する。生産面で主力となる同工場には約70名のスタッフが在籍している。 フォークリフト用タイヤは用途によってゴムをアレンジする必要があるため、30種類以上のゴムを使い分け、生産品目は約500種類にも及ぶという。 同…
どんなに高性能なタイヤを装着していても点検や整備を怠っていてはその商品が持つ本来の価値は発揮できない――。タイヤ管理が適正でなければ、燃費の悪化や偏摩耗に繋がることをどれだけの消費者が正しく理解しているのだろうか。こうした中、国分商会(埼玉県熊谷市)が埼玉県内で展開するタイヤショップ「マーク」では、ユーザーへタイヤのローテーションを提案する活動を積極化している。同社の松本章執行役員(マーク事業部…
丸中産業の創業は1946年6月。創業者の中田秋雄氏の個人商店、丸中商店として設立。1955年に株式会社丸中商店に改組し、1957年に現在の商号に変更した。 創業当初も大阪市東成区だったが、1972年に本社を同じ区内で移転。その後、2010年3月に、現在地の大阪市東成区東小橋に移転した。 この地は府道26号線に面している。JRの大阪環状線と大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線の玉造駅から徒歩圏内の住…
自動ブレーキシステムをはじめとする先進の安全技術が開発され、多くのクルマに搭載され始めている。だがタイヤなど足廻りの整備が整っていなければその機能はフルに発揮されない。言い方を変えると、足廻りの整備がきちんと果たされてこそ先進の安全技術が有効になるのだ。 例えば、前を走るクルマに追従するクルーズコントロールシステムや、レーンをキープするアシストシステム――これらはホイールアライメントが正しく調…
タイヤを生産する過程で必ず必要となる加硫。その工程で使用されるのが、様々な模様が刻まれた金型(モールド)だ。タイヤの性能に大きな影響を与えるこの部材にはモノづくりのあらゆる技術が詰め込まれている。横浜ゴムグループでタイヤモールドの生産を手がけるヨコハマモールド(茨城県小美玉市)は、業界トップクラスの高い技術で高品質なタイヤ生産を支え、さらに培ったノウハウを発信する重要な役割を担う。 グループのコ…
北海道を中心に、タイヤのリサイクル事業に取り組む三光産業(北海道帯広市、髙橋勝也社長)。北海道苫小牧市内と宮城県仙台市内にリサイクル工場を稼働させている。その同社がこのほど、勇払リサイクル工場(苫小牧市)にマテリアルリサイクル専用の新処理施設を開所し、生産性のさらなる向上を実現した。現場からレポートする。 新処理施設の稼働開始 マテリアルリサイクルの更なる生産性向上へ タイヤを活かし 未来を生…