バスク「エアセーフ」シンプルで高機能なTPMS発売
バスク(埼玉県志木市)は4月よりタイヤ空気圧監視システム(TPMS)「エアセーフ」の販売を開始した。エアバルブに装着する直接式で、センサー4台と車内モニター1台のセット。希望小売価格は税抜3万6800円。 小笠原孝嗣社長が「OE装着品と遜色ない精度と性能を持ちつつ、この価格に抑えた。性能面はもちろん、コストパフォーマンスでも決して他社に負けていない」と自信を示す同製品はどのようにして生まれたの…
バスク(埼玉県志木市)は4月よりタイヤ空気圧監視システム(TPMS)「エアセーフ」の販売を開始した。エアバルブに装着する直接式で、センサー4台と車内モニター1台のセット。希望小売価格は税抜3万6800円。 小笠原孝嗣社長が「OE装着品と遜色ない精度と性能を持ちつつ、この価格に抑えた。性能面はもちろん、コストパフォーマンスでも決して他社に負けていない」と自信を示す同製品はどのようにして生まれたの…
細部まで快適性能と静粛性を追求 住友ゴム工業は3月24日に兵庫県淡路市で低燃費タイヤの新商品「LE MANS V」(ル・マン ファイブ)の試乗会を実施した。 「LE MANS V」の開発に際し、西実専務執行役員は「今までのダンロップとは異なる柔らかさを目指した。10m乗れば違いが分かる」と力強く語る。開発には1年半を要し、西専務自ら何度も試乗を繰り返し完成した。 その特徴が最も大きく表れてい…
有限会社内海タイヤ工業所は、品川区東中延の国道1号線沿いに店を構える。店頭には新品のタイヤだけでなく、信頼の厚い顧客からの委託品である高級中古タイヤも並んでいる。今年創業69周年となる同社は1948年、戦後すぐに内海正裕社長の父が開業した。店内には以前入庫したビンテージカーの写真もあり、土地柄輸入車も多いという。 イレギュラーにも対応する熟練の技術 折しも取材中、一台の車両がタイヤ交換に訪れて…
日本グッドイヤーは2月から乗用車用タイヤの新商品「EAGLE F1 asymmetric3」(イーグル・エフワン・アシメトリック・スリー)の販売を始めた。同社のハイパフォーマンスタイヤ「イーグルF1 アシメトリック2」の後継となる新モデルは欧州市場ではすでに先行発売されており、メルセデス「Eクラス」やジャガー「XF」に新車装着されている。国内では17インチから20インチの全29サイズをラインアッ…
タイヤの空気充てん作業を行うとき、万一の破裂事故から身を守るのに必要不可欠な機器がセーフティーケージ(安全囲い)である。ただ、作業の流れにおいて、セーフティーケージの中にタイヤを入れるという工程が加わることから「面倒だ」と、ついそれを省いてしまうケースが見られるようだ。 そのような現実に対し、タイヤ整備機器を供給する企業は手をこまねいているわけではない。エアーチャックを接続すると自動的に空気充…
名古屋市港区。南部には日本を代表する国際港である名古屋港があり、コンテナを積んだトレーラーや大型トラックがひっきりなしに行き交う。そんな物流の要衝で生産財を中心に多くの車両の足元を支えている中部タイヤセンターは、業界に先駆けて24時間対応のレスキューサービスやITを活用したタイヤ管理システムの導入など付加価値のあるサービスに注力することで顧客の信頼を獲得してきた。林鋼司社長は、「専業店だからこそ…
ブリヂストンは昨年12月、彦根工場(滋賀県)に導入した最新のタイヤ成型システム「EXAMATION」(エクサメーション)を報道陣に公開した。同工場は2016年からの5年間で総額約150億円を投じて生産ラインの再構築を進めており、その中核を担うのが「エクサメーション」となる。今後、従来設備からの移管を進め、高精度なタイヤ生産によりグローバルでの競争力向上に繋げる。 成型機に“熟練の技”を搭載 彦…
ブリヂストンは2016年2月、AIを搭載した最新鋭のタイヤ成型システム「EXAMATION」(エクサメーション)を彦根工場に実装した。同社が長年培ってきたICT技術をさらに進化させた同システムと、実装されたBIO/BIDとは一体どのようなものなのか。同社のICT革新の歴史に触れながら解説していく。(自動車タイヤ新聞2016年9月21日号から一部を抜粋し編集しています) ブリヂストンが取り組むFO…
東洋精器工業(兵庫県宝塚市、阿瀬正浩社長)は2016年、創業70周年という大きな節目を迎えたことを機に、ホイールバランサーの製品戦略について見直しを図っている。 主力製品の一つ、ホイールバランサーではこれまで、「TRIM」(トリム)と「PRESTO」(プレスト)と、2つのシリーズを上市していた。それをこのほど「TRIM」シリーズに集約化。太田正彦取締役は「初心に帰り、東洋精器のホイールバランサ…
ロッキーエンタープライズ(千葉県柏市、宮澤加代社長)は、千葉県を中心に、合計8つのイエローハット店を展開する。 専務取締役の渡部伸一氏によると、同社の創業者はイエローハットの母体となったローヤルの社長、鍵山秀三郎氏とともに、その黎明期からカー用品販売に取り組んできた。ローヤルで常務取締役を務めた後、1982年に独立。ロッキーエンタープライズを設立し、第1号店を埼玉県三郷市内に立ち上げた。 そ…
今年9月に行われたブリヂストンタイヤジャパン主催の「生産財技能グランプリ」で、ブリヂストンタイヤ長野販売の傘下にあるタイヤセンター大橋(長野市、成澤真店長)からマイスター及び1人作業と2人作業の優勝者が選ばれた。全国にいる現役のマイスター13名のうち2名が在籍し、さらにエキスパートが2名在籍している同社。優れた整備技術はどのような理念と努力によって生まれたのか。同社の村田尚一取締役と店舗のスタッ…
毎年のように深刻な事故が発生する空気充てん時の作業。日本自動車タイヤ協会のまとめによると、昨年は31件の事故があり1名が死亡した。タイヤが破裂した時の危険性は多くの人が知識として理解しているが、それを実際に体感した人はどれほどいるだろうか――。滋賀県タイヤ商工協同組合は昨年から「タイヤバースト体感研修」を行い、安全意識を高めるための取り組みを強化している。10月29日、滋賀県自動車整備振興会で開…
埼玉県川越市、国道16号線沿いに営業所を構える有限会社山川タイヤ商会。首都圏近郊を環状に結ぶ沿線には、カーディーラーや中古車販売店、タイヤ量販店が軒を連ね、現在も続々と新規出店がある。その激戦区で今年創業59年を迎えた同社は、ヨコハマタイヤ関東販売株式会社川越営業所と同じ敷地内にある。店舗と営業所の共生は今では珍しくなったが、そのメリットを活かした営業力が強みだ。 販社と敷地を共有するメリット活…
防風板でバースト時の危険回避 小野谷機工(福井県越前市)は9月よりセーフティケージの新製品「TC~TACS」シリーズを発売した。今年3月に乗用車・小型トラックタイヤ用の製品を上市したのに続き、今回はタイヤ径1200mmまでのトラック・バス用タイヤに対応するモデルとなっている。 新製品は、ケージの両側面の金属メッシュ部分を「ブラストシールド」と呼ばれる防風板で覆うことで安全性を大きく向上させたのが…
小野谷機工(福井県越前市)は生産財向けタイヤチェンジャー「BIGMASTER」(ビッグマスター)シリーズの最新機器として「BIGMASTER ORX-999」を10月より販売開始した。新製品は外径2400mmまでの大型タイヤに対応し、建設機械用(OR)からトラック・バス用、ライトトラック用まで幅広いタイヤに対応する。 世界初のモード切り替え機能搭載 「ORX-999」は昨年6月に開催されたオー…