小林タイヤ商会 「ソリッドタイヤ圧入機」
日本初、リフト標準装備の「ソリッドタイヤ圧入機」 静岡県富士市の株式会社小林タイヤ商会(小林俊明社長)は、国内で初めてタイヤ・ホイールの昇降リフトを標準装備したソリッドタイヤの圧入機を完成させた。すでに実用新案を登録している同製品は、重量があるソリッドタイヤを機械で自動昇降することで、従来の機器と比べて大幅な安全性向上や省力化を図った。さらに本体とリフトを一体化させることで省スペース化も実現して…
日本初、リフト標準装備の「ソリッドタイヤ圧入機」 静岡県富士市の株式会社小林タイヤ商会(小林俊明社長)は、国内で初めてタイヤ・ホイールの昇降リフトを標準装備したソリッドタイヤの圧入機を完成させた。すでに実用新案を登録している同製品は、重量があるソリッドタイヤを機械で自動昇降することで、従来の機器と比べて大幅な安全性向上や省力化を図った。さらに本体とリフトを一体化させることで省スペース化も実現して…
取引店を600店へ拡大しシェア獲得図る 住友ゴム工業のタイ子会社では今後の高い成長が見込まれるタイ市場で市販用タイヤの販売体制を強化する。これまでダンロップブランドを積極展開してきたが、昨年からはファルケンブランドの販売にも注力している。また現在、タイ全土に約400店あるダンロップタイヤ取扱店を数年以内に600店まで拡大させ、さならるシェア獲得を目指していく。 タイの新車販売台数は、2012年…
住友ゴム ASEANへ向け供給拡大図る 住友ゴム工業はタイ工場からASEAN(東南アジア諸国連合)各国へ向けた供給体制を強化する。5月に本格稼働を始めたタイで3カ所目となる新工場からは農業機械用タイヤなど産業用タイヤを供給し、コメの輸出大国である現地需要を取り込む。さらに世界最大級の生産規模を誇る乗用車用タイヤ工場では、早期に生産能力を日産10万本レベルまで引き上げ、これまでの欧米向け輸出から、…
札幌市内に2店舗を構える有限会社タイヤショップ金(こん)は、徹底したサービス力で顧客から高い信頼を得ている自主系タイヤディーラー。同社のトラックセンターを訪れ、代表取締役の金政博氏に同社の取り組みについて話をきいた。 「顧客のためにできることは全てやる」 札幌市北部に位置する北区。かつては農業地帯だったが、宅地開発が進んだ現在では約27万人が暮らす、市内10区の中で最も人口が多いエリアとなって…
彰化縣員林鎭にある「建大工業/KENDA」の本社を訪問した。重厚感の漂う建物に入り広い階段を上るとショールームがある。そこで面会したのは副董事長の楊 啓仁氏。柔らかい物腰だが、時折見せる鋭い眼差しからは、日本市場への強い期待と事業強化の意志がひしひしと伝わってくる。四輪車用タイヤでは後発だが、2001年の参入以来、増産を続け、事業拡大のテンポは速い。いまなお3年後、5年後を見据えた投資意欲は目を…
台湾中部の彰化縣にある「MAXXIS」の本社を訪問した。敷地内に入るとR&Dセンターと向かい合わせに本社ビルがある。そこで廖正耀副総経理(副社長)にインタビューした。社内には、右肩上がりで推移してきた自信と活気を随所に感じる。インタビュー前に若い社員から日本語でレクチャーを受けた。徹頭徹尾、チャレンジングで明るい雰囲気が印象に残る。同社を身近に感じてきたところで、廖副社長の登場となった。 日本市…
蒋介石が台湾でタイヤを製造するために設立したとされる「南港輪胎/NANKANG」。1959年1月の設立当初から36年間、横浜ゴムと提携関係にあった、最も日本と近しい関係のある台湾メーカーである。現在も日本での知名度は高く、台湾ブランドでは販売本数№1。新竹縣新豊郷にある本社・新豊工場に彭添城技術副社長を訪ね、同社のモノづくりの現状と展望を聞いた。 日本市場で2%シェア、さらに上げる ――NAN…
新車用4500万本、市販用7000万本の年間需要をもつ日本のタイヤ市場に、台湾ブランドが熱い視線を注いでいる。歴史的に日本のタイヤメーカーと関係が深く、開発・生産・品質管理などの方式は日本と酷似している。近年では積極的にグローバル化を推進しながら実力レベルを上げてきた。いまや、彼らの国際競争力を見過ごすことはできない。欧州や日本でラベリング等級を取得し、また日本向けスタッドレスタイヤの開発にも意…
株式会社タイヤーサービスセンター(大阪市東成区、中田比呂秋社長)はこのほど、新営業所として兵庫三木店(兵庫県三木市、森脇好一店長)を新設した。大阪府内に拠点網を敷く同社にとって、同営業所は初の兵庫県エリアでの出店となる。 兵庫三木店は、タイヤーサービスセンターの本社・営業所と小売店店舗を含め9店目の出店。これまで大阪府内で拠点展開をしてきた同社として、兵庫県内に営業所を置くのはこれが初めて。 …
横浜ゴムの国内に5カ所あるタイヤ生産拠点のひとつ、静岡県三島市にある三島工場。同工場が果たす役割や、環境へ配慮した工場づくり、生産性向上への取り組みについて現地取材した。 三島工場の操業開始は1946年。敷地面積は11万2000平方メートルで従業員数は917名。現在の生産品目は乗用車用、レーシング用、ライトトラック用タイヤだが、実は同社のハイパフォーマンスタイヤ発祥の地でもあり、「ADVAN」…
タイヤ整備サービスとひと口に言っても、その内容は様々だ。クルマからタイヤを脱着する作業があれば、エアー点検もある。パンクの修理作業もそうだ。これらの整備サービスを〝スタンダード〟と位置付けるなら、〝高付加価値〟のそれもある。アライメント調整はその代表と言えるだろう。相応の設備投資を必要とし、さらにスタッフにも高度な知識と技術スキルが要求される。だが、タイヤ販売店にとって収益性が高く、魅力的だ。こ…
大阪にナンカン第1号店 さらなる店舗展開を視野に 国内初となる台湾・ナンカンタイヤのフラッグシップショップが大阪府内にオープンし、4月1日から営業を始めた。国内メーカー以外に、主に台湾メーカー製品の輸入販売を手がける株式会社ガレージワン(東大阪市)が運営する。 国内市場におけるナンカンタイヤの販売量は年間百数十万本と、低価格を武器に一定の存在感を示している。以前は購買層が若年層に偏りがちだった…
「太陽」を導入、2015年末に日産1万5000本へ 住友ゴム工業(池田育嗣社長)は、ブラジル・パラナ州クリチバに新タイヤ工場がこのほど竣工し、現地時間の10月3日、現地子会社スミトモ・ラバー・ド・ブラジル社(パラナ州ファゼンダ・リオ・グランデ市、小田一平社長)主催による工場開所式を行った。開所式にはパラナ州知事をはじめとする現地州・市関係者、在クリチバ日本国総領事、池田社長、現地法人の小田社長な…
ラジアルのメリットを追求 鉱山や建設、土木工事の現場で人々の暮らしに不可欠な社会インフラの整備や資源開発が行われている。その多くは人が歩くことも困難な岩場や泥濘地などで、未舗装の路面に鋭利な石が飛び散っている過酷な環境だ。そうした厳しい現場で使用される建設機械の足元を支えるのがOR(Off the Road)用タイヤ。バイアスタイヤが主流のこのカテゴリーで、一貫してラジアルにこだわり続け、ユーザ…
来年、操業開始から50周年 横浜ゴムは6月28日、愛知県・新城工場の見学会を行った。来年、操業開始から50周年を迎える同工場は、隣接する新城南工場と合わせ、現時点で同社最大の生産能力を誇る乗用車用タイヤの主力工場。事業のグローバル化が進む中でマザー工場として同工場が果たす役割、また以前から取り組んでいる各種CSR活動について紹介する。 新城市は、愛知県の東部・東三河の中央に位置する。2005年…