東洋ゴム工業 マレーシア新工場竣工 グローバル輸出拠点として活用
「他社にはない付加価値の高いモノづくりを」 東洋ゴム工業は5月8日、マレーシア北部のペラ州に約200億円を投じて建設した新工場の竣工式を開催した。日系タイヤメーカーがマレーシアに新工場を構えたのは同社が初。生産能力は、2015年までに年間500万本を予定している。将来的には年産1000万本規模へ能力増強を視野に入れており、すでに同国へ進出している欧米メーカーの生産拠点を抜き、マレーシア最大の生産…
「他社にはない付加価値の高いモノづくりを」 東洋ゴム工業は5月8日、マレーシア北部のペラ州に約200億円を投じて建設した新工場の竣工式を開催した。日系タイヤメーカーがマレーシアに新工場を構えたのは同社が初。生産能力は、2015年までに年間500万本を予定している。将来的には年産1000万本規模へ能力増強を視野に入れており、すでに同国へ進出している欧米メーカーの生産拠点を抜き、マレーシア最大の生産…
認知度が着実に向上 昨今の原油価格の高騰やタイヤ価格の値上げを背景に、日本ミシュランタイヤが推奨する「リグルーブ」への関心が高まっている。今回、その作業を担うタイヤディーラーを訪れ、「リグルーブ」のメリットや今後の展望を聞いた。 「リグルーブ」とは、摩耗が進んだトラック・バス用タイヤに再び溝を刻むこと。この作業を施すことで、タイヤの走行寿命を延ばすことが可能になる。さらに安全性の向上や省燃費に…
「世の人々の楽しみと幸福の為に」――ブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏は、その人生観に基づいて多くの文化施設や教育施設を創業の地である久留米に建設した。今回はその内の一つ「石橋文化センター」を訪れ、社会貢献活動の原点ともいえる、地域社会との関わりについてまとめた。 石橋文化センター 石橋正二郎氏は1956年(昭和31年)、会社設立25周年を記念して「石橋文化センター」(久留米市野中町)を建設し…
福岡県久留米地区にはブリヂストン創業者・石橋正二郎氏ゆかりの施設が数多く存在する。今回は別荘として使用していた「水明荘」と、石橋家の私邸として建築した「石橋迎賓館」を見学し、その役割と今へ続く創業者の思いを辿った。 水明荘 石橋正二郎氏の趣味が「美術」「建築」「造園」であったことは広く知られている。ここ水明荘(久留米市御井町)の設計も自身で行った。完成は1936年(昭和11年)。敷地面積は飛び…
歴史と最新設備を併せもつマザー工場 ブリヂストンは1月26日、同社創業の地である福岡県久留米地区でメディア向け見学会を実施し、マザープラントである久留米工場および市内にある創業者・石橋正二郎氏ゆかりの施設を公開した。今号では、創業者のDNAを次世代へ継承する役割を担いつつ、操業開始から80年を超え、なお進化し続ける久留米工場の取り組みをレポートする。 ブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏(188…
被災地復興を願い、ハーレー1000台がパレード 全国のハーレーオーナーが集う国内最大級のオートバイイベント「第13回ブルースカイヘブン」が5月21日、22日に富士スピードウェイで開催され、2日間で約10000人が来場した。 このイベントは、ハーレーダビットソンジャパンが主催する公式イベントとして1998年にスタートした。ハーレー愛好家の交流の場となるだけでなく、新モデルの試乗会やトークショー、…