日野自動車は4月5日、さいたま市内で新型トラックの発表会を開催した。今回発表されたのは、大型トラック「日野プロフィア」と中型トラック「日野レンジャー」で、プロフィアは5月22日、レンジャーは4月5日から発売。年間販売目標台数は、プロフィアシリーズ全体で1万1000台、レンジャーシリーズ全体で1万7000台。
今年は同社の75周年であり、同時に前身となる東京瓦斯電気工業の純国産トラック「TGE-A」発表から100周年にあたる。発表会に出席した日野自動車の市橋保彦社長は「我々の将来に向けての大切なステップとなる」と話し、節目の年に大きなモデルチェンジを発表した意義を強調した。
発表会場には1917年(大正6年)に東京瓦斯電気工業が独自に設計し製造した「TGE-A」のレプリカモデルが展示された。同車両は2008年に経済産業省の近代化産業遺産に登録されている。