日本自動車タイヤ協会は「4月8日タイヤの日」に合わせて8日、北海道や東北など全国6カ所でタイヤ点検活動を実施した。
JATMAが報道関係者を招いた関東支部の実施会場、東北自動車道路・羽生パーキングエリアには、野地彦旬会長(横浜ゴム社長)をはじめ、販売会社のスタッフなどが参集。点検活動は天候不順のため中止となったが、駐車場を利用する一般ドライバーにリーフレットやウェットティッシュなどをセットにしたビニールバッグ約100セットを配布し、タイヤ点検の重要性や安全使用を訴えた。
現地での野地会長の挨拶 「タイヤの日は今年で16回目。昨年は全国6カ所で点検を行っていたところ、およそ5台に1台の割合でタイヤ空気圧を適正レベルに調整した。また、私どもが行った調査では、タイヤの空気圧点検への意識は高いものの、約7割の方が月に1度の空気圧点検は実施されていないという実態が確認された。空気圧を適正に管理することによって安全性の確保のみならず、燃費悪化を抑制し、ひいては地球温暖化防止に貢献できることを多くの方に知っていただきたい。
本日は悪天候により、活動中止となった。寒暖の差が大きく、気温の低くなった時は空気圧が低くなりがちなので、空気圧管理の重要性など、今後も機会をとらえてユーザーへの啓発活動を引き続き努めていく」