「2050年サステナブル原材料比率100%」目標に向け
TOYO TIREは、CO2(二酸化炭素)を出発物質として高収率でブタジエンへと変換する技術を開発。タイヤの主原料であるブタジエンゴムの合成に成功した。タイヤの原材料は天然ゴムが約6割、それ以外の合成ゴムが約4割を占め、その4割のうち石油由来原料であるブタジエン系ゴムが約3割を占めるといわれる。同社は富山大学と共同研究を行い、タイヤ生産で多く使われるブタジエンゴムの生成に、石油由来原料の代わりとしてCO2を適用する技術を開発した。脱炭素社会に向け、サステナブル原材料への取り組みを加速する技術として大きな注目を集める。同社技術開発本部材料開発部長の宇野仁氏(写真左)と中央研究所第一研究部長の福田武司氏(写真右)に、同技術の今後の展望について聞いた。
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