日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、2月3日から4日の2日間、千葉市の幕張メッセで行ったキャンピングカーの重量測定結果を3月27日に発表した。
それによると、今回の点検台数は17台で、タイヤ負荷率90%超~100%以下が9台、100%超が2台あった。タイヤ負荷率100%超の2台は空気圧不足が原因だった。
タイヤが空気圧不足や過負荷の状態で走行すると、偏摩耗やバーストなどが発生し、事故に繋がるおそれがある。
同会ではキャンピングカーのタイヤ空気圧点検の重要性について、これまでチラシなどでドライバーへ啓発を行ってきたが、今回は実際の車両の使用状態を把握するため、初めて点検活動を実施した。
JATMAでは「一般的にキャンピングカーは過負荷傾向にあるため、過負荷防止(過積載、偏荷重)及び空気圧管理の重要性などを訴求していく」としている。