米グッドイヤーは5月31日、米ミシガン大学が主導する官民研究機関のMcity(エムシティ)の研究に参画し、自動運転車やコネクテッドカー関連の技術開発を促進すると発表した。
同社は今後、エムシティの試験施設で電気自動車および自動運転車のテスト走行を実施し、インテリジェントタイヤとセンサー技術を一層発展させていく。
エムシティは、実際の市街地や郊外の道路環境を再現した走行実験施設で、コネクテッドカーや自動運転車の実証試験を行うことができる。カーメーカーや自動車部品サプライヤー、ハードウェアメーカーなど約60社が参画している。
グッドイヤーのチーフ・テクノロジー・オフィサーのクリス・ヘルセル氏は、「タイヤを超えたモビリティソリューションを生み出すため、積極的に主要関係各所と連携し、自動運転車とライドシェアリングサービスの未来形成に取り組んでいる。エムシティへの参画はそのゴールへの近道になる」とコメントした。