米国タイヤ製造協会が8月3日に発表した2018年のタイヤ出荷年央見直しによると、新車用と市販用を合わせた総出荷本数は前年比1.0%増の約3億1980万本となる見込み。
新車用タイヤは当初予想から40万本増の5720万本とし、前年比2.1%増と予測した。このうち、乗用車用は1.5%増の4590万本、トラック用が13.4%増の620万本とともに上方修正したが、ライトトラック用は5.6%減の510万本とした。
市販用タイヤは0.7%増の2億6250万本と見込んでいる。乗用車用とトラック用を上方修正したため、全体では当初見通しより10万本増の予測。出荷本数は乗用車用タイヤが0.7%増の2億1120万本、トラック用が2.7%増の2020万本、ライトトラック用は0.3%減の3120万本の見込み。
同協会にはブリヂストンや仏ミシュラン、米グッドイヤー、独コンチネンタルなどが加入している。
また、米国自動車用品工業会(SEMA)のレポートによると、2017年のアフターマーケット市場の販売金額は前年比4.3%増の429億2000万ドル(約4兆8109億円)だった。タイヤ・ホイール部門が53億1000万ドル。
なお、2018年は全体で447億1000万ドル、タイヤ・ホイール部門は55億2000万ドルを見込んでいる。