英調査会社ASTUTUS社によると、乗用車・ライトトラック用タイヤの販売実績で独コンチネンタルが米グッドイヤーと同等レベルになっていることが明らかになった。
両社が発表した2017年のタイヤ販売量は、グッドイヤーのコンシューマータイヤが前年比4.6%減の1億4590万本、コンチネンタルは乗用車・ライトトラック用が2.8%増の1億4600万本(暫定)だった。ただ、商用車用はグッドイヤーが0.6%減の1150万本、コンチネンタルは4.7%増の890万本だった。
ASTUTUS社では、グッドイヤーの場合はトラック用や建機用、航空機用など生産財タイヤのカテゴリーでも一定の販売規模があることがコンチネンタルのタイヤ部門の売上高を上回る要因となったと見ている。
なお、コンチネンタルは2025年までにタイヤ部門で世界のトップ3に入る目標を掲げている。