世界の大手メーカーが連携 天然ゴムの持続可能性目指す

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カテゴリー: ニュース

 10月25日にシンガポールで開催された「WBCSD」(持続可能な開発のための経済人会議)の中で、天然ゴム資源の持続可能な生産や活用を目指す新たなグローバルプラットフォーム「GPSNR」の設立が決まった。WBCSD傘下で大手タイヤメーカー11社で構成されるTIPが発表した。

 天然ゴムは生産量の約7割がタイヤ向け。主要生産地のタイやインドネシアなどでは地域住民にとって重要な収入手段になっている。その一方、森林減少や地域住民の権利侵害といった環境・社会面での課題も報告されている。

 同プラットフォームでは、タイヤメーカーから国内4社をはじめ、仏ミシュラン、米グッドイヤーなども参加を表明した。今後、自然環境や社会的課題に配慮した天然ゴムの生産方法や課題の解決に向けて連携を進める。


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