ブリヂストンは12月13日、江藤彰洋副社長が来年1月1日付で代表執行役COO兼社長に昇格すると発表した。津谷正明CEO兼会長は留任し、西海和久COOは代表権のない取締役に就く。また、新たに2人の代表執行役副会長職を設け、石橋秀一副社長とゴードン・ナップ専務が昇任する。
同日、都内で開いた会見で江藤氏は「当社が培ってきた強みをしっかりと継続する。また、ここ数年特に強化してきたグローバル化は永遠の課題であると認識しており、一層強化していく。一方で、今後変わっていく社会やお客様の要望を敏感に受け止めて、我々の戦略にしっかりと落とし込むという変革の姿勢も強化していきながら執行していく」抱負を述べた。
また津谷氏は「今後も真のグローバル企業、そして業界において全てに『ダントツ』という経営の最終目標に向けて改革を進めていく」と話した。
新社長に昇格する江藤彰洋氏は1960年生まれ、58歳。1986年にブリヂストン入社。2010年に執行役員 CFO・財務担当、2012年常務執行役員 化工品事業管掌、2014年専務執行役員 多角化事業管掌などを経て、2016年3月に執行役副社長 経営企画管掌。現職は執行役副社長 日本タイヤ事業分掌兼グループ戦略企画分掌兼CFO・財務担当。