東洋ゴム工業は4月2日、東名高速道路・海老名サービスエリアでタイヤの安全啓発活動を行い、一般ドライバーにタイヤ点検の重要性を呼びかけた。
同社ではこれまでも秋などにもショッピングセンターなどで安全啓発活動を実施してきたが、「タイヤの日」に合わせた春の活動としては6年ぶりとなる。9日以降にも北海道から九州まで全国で啓発活動を予定している。
現地で活動に参加した同社の櫻本保常務執行役員は、「昨年度は免震ゴムなどの問題があったが、お客さまの信頼回復という意味も含めて、またタイヤメーカーとしてタイヤの適正管理がいかに大事かをご理解頂くために啓蒙活動はやらなければいけない」と活動の意義を話した。
当日は10時から16時までサービスエリアを利用する一般車両のタイヤ空気圧や残溝、外観といった安全に直結する項目を点検した。同社では今年の活動を「土台づくり」とし、来年以降も「タイヤの日」の前後に活動を継続していく計画だ。