丸紅は2月19日、ロシアのモスクワ市に鉱山車両用大型タイヤなどゴム資材を取り扱う販売会社、丸紅ラバールス(MMR社)を設立したと発表した。現地でニーズが高まる中、大規模鉱山をはじめ、中小規模鉱山への販売を拡大させる。
新会社の資本金は250万ドル(約2億7000万円)。将来的にはタイヤ修理やリトレッド事業、廃タイヤ処理なども行いソリューションビジネスにつなげていく。
同社は1970年代から鉱山用ゴム資材の販売を行っており、現在はロシアをはじめ、世界20カ国で事業を展開している。MMR社設立を機に、顧客のニーズに対してソリューションを提供する体制を確立し、今後各市場に展開していく考え。