JAF(日本自動車連盟)が実施しているロードサービスで、タイヤのパンクが増加していることが分かった。出動件数のうち、タイヤのトラブルは2017年度に39万1799件と過去最高を記録。2007年度の28万6934件と比べると、10年間で36.5%増え、ロードサービス全体に占める割合は10.7%から17.0%に拡大した。
定期的にタイヤの空気圧をチェックする機会が減っていることなどが要因とみられる。JAFが2017年に実施した調査によると、タイヤ点検の頻度は業界団体が推奨する「1カ月以内」と回答したのは3割弱だった。
また、日本自動車タイヤ協会やタイヤメーカーが実施しているタイヤ点検活動でも近年タイヤの整備不良は増加傾向にある。