日本ミシュランタイヤは3月12日に都内で開催したプレス向け説明会で、7月にエアレスタイヤ「X TWEEL」(エックス・トゥイール)を日本市場で販売する計画を明らかにした。国内でエアレスラジアルタイヤが製品化されるのは初めて。昨年、日本市場への導入を発表して以降、ユーザーからの問い合わせが多く寄せられているという。
「X TWEEL」はスキッドステアローダー用のエアレスタイヤ。米国とカナダでは2012年から販売を開始しており、主に建設工事や道路工事、農業などの現場で活用されている。タイヤとホイールが一体化した構造が特徴で、優れた乗り心地によるオペレーターの疲労低減に寄与するほか、パンクによる作業中断がなくなることで生産性向上が期待できる。
同社では「何度も使用可能なケーシングで何回でもリトレッドできるため、環境性能も経済性も高いソリューションとなる」としている。