欧州タイヤ・ゴム製造協会(ETRMA)によると、欧州議会の域内市場・消費者保護(IMCO)委員会が4月2日、一般安全規則(GSR)の改定案を承認した。
2014年以降、欧州では乗用車のみにTPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)が義務化されていたが、今後は段階的に小型・大型商用車やトレーラー、バスまで拡大する見込み。
ETRMAは同日、「この動きは交通安全やエネルギー消費の削減に向けた重要なものである。TPMSはタイヤの最適なパフォーマンスを可能にする」とコメントを発表した。
一方、最大量を積載した場合などにタイヤ空気圧を調整する必要があることから、ドライバーによる空気圧管理の必要性も改めて強調した。