日本ミシュランタイヤは5月16日、トラック・バス用ワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One」のレンタルプログラムを開始すると発表した。
プログラム実施期間は6月3日から12月31日までで、試用期間は2カ月間。タイヤサイズは455/55R22.5で、パターンは「LINE GRIP D」「XZY3」「MULTI Energy T」から選択できる。レンタルするタイヤ本数は4本以上。価格(税別)はアルコア製のホイールとセットで1本あたり8000円となる。
なお、対象は「X One」の使用経験がないユーザーで、工賃や取り外したタイヤの保管費などはユーザーが負担する。
B2Bタイヤ事業部エンドユーザーマーケティングマネージャーの尾根山純一氏は、「ダブルタイヤを1本にするという独自のコンセプトが市場に浸透するにつれ『購入前により具体的に装着イメージを持ちたい』『自社でも効果が出るか、まず試してみたい』という声も聞かれるようになった。今回のレンタルプログラムを通じて製品のメリットや効果をご体感頂きたい」と話している。
「X One」は、トラック後輪のダブルタイヤを1本にするというコンセプトで1車軸当たり約100kgの軽量化を達成した。同社では「軽量化による積載量増加や燃費の改善、メンテナンス時間短縮、操舵性向上によるドライバーの疲労低減などの効果が期待できる」としている。