日本ゴム産業労働組合連合(ゴム連合)は9月5~6日の2日間、岐阜県内で定期大会を開催し、第15期の運動方針を決定した。
挨拶の中で石塚宏幸委員長は、「加盟単組の主体性を尊重し、様々な課題への対応を実践してきた成果が表れつつある。その成果を大事にしていくため、組織運営がスムーズに行われているのかなどチェックをしていかなければならない」と述べた。
また、「前期に中小支援の一環として各単組を訪問して意見を聞き、方針に取り入れた。生活と仕事のバランスが取れない働き方など課題は山積みだが、より多くの情報を提供して個人の成長を促していきたい。個人が強くなることで単組が強くなり、ゴム連合が成長する」と話し、組合員および加盟単組と更に連携を図っていく考えを示した。
今期は引き続き労使関係の充実や安全衛生活動での課題改善、産別機能の強化などに取り組む。その中で再雇用者や非正規労働者の組織化に関しても情報収集を進める。
また以前からゴム連合として女性の参画を推進する中、今期は特別中央執行委員として2名の女性を選出した。なお、大会には代議員と傍聴など約180名が参加した。