オートバックスセブンと加盟店契約を結ぶユーエイは9月17日、同社店舗で受け入れているフィリピン人技能実習生1名が、新在留資格「特定技能1号」の自動車整備分野で初めて特定技能外国人として許可を受けたと発表した。
このスタッフは2016年9月に来日し、ユーエイの運営する「スーパーオートバックスKUKI」(埼玉県久喜市)で金属塗装職種の技能実習生として受け入れた。これまで、三級自動車ガソリン・エンジン整備士の資格や、日本語能力試験レベルN2を取得していた。
オートバックスグループでは協同組合オートサービス・インターナショナルを通じて、2006年からフィリピンのパーペチュアル大学と提携し、店舗で技能実習生を積極的に受け入れている。9月現在、自動車整備職種で約200名の実習生が活躍している。今後は本人の希望などを踏まえて特定技能1号への移行者が増加する予定で、同社子会社のチェングロウスを通じてサポートしていくという。
同社では「今後も『常にお客様に最適なカーライフを提案し、豊かで健全な車社会の創造を使命とする』という当グループの経営理念に基づき、新たなライフスタイルを提供していく」としている。