京都機械工具(KTC)はこのほど、整備機器とデジタル端末を連携することで測定値を自動入力できるアプリ「e-整備」のサービスを開始した。日常点検記録簿や12カ月定期点検記録簿などの機能に応じて無料~月額500円まで3つの料金プランを用意した。
同サービスは、2018年10月に発売したタイヤ残量測定機器「タイヤデプスゲージ GNDA020」やスマートセンシングデバイス「TORQULE」(トルクル)と連携が可能。作業の正確性をデジタル化して可視化することでトレーサビリティを確保する。
「タイヤデプスゲージ GNDA020」は広い測定面によって安定かつ迅速に計測ができ、バックライト付きの大型液晶が測定値の読み間違いを防ぐ。「トルクル」は手持ちの工具に装着するだけでデジタルトルクレンチとして使用が可能。長さの違うレンチやハンドルの角度が変わるフレックスタイプ、ドライバ型ハンドルなど、工具を選ばずに高精度なトルク測定ができるという。