キャンピングカーユーザーはタイヤへの関心高めに 業界団体が調査

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カテゴリー: ニュース

 日本RV協会がキャンピングカーを所有または興味を持っているユーザーを対象に行った調査で、車両のメンテナンスに「興味がある」と回答した割合は94.4%に達したことが分かった。また、3割がメンテナンスを行う際にタイヤの空気圧やローテーションを重視しており、一般ドライバーと比較してタイヤへの関心が高い傾向が示された。

 メンテナンスを行う際、「どこが気になるか」という問いには68.3%が「車両本体」と答え、その内訳(複数回答)を見ると「タイヤ(空気圧・ローテーション)」は26.1%でトップだった。同協会では「キャンピングカーのトラブルの中でタイヤに関するケースは少なくなく、キャンパーが重要視している項目というのがはっきりと出た」としている。

 また、キャンピングカーで旅行する前にチェックする項目でも「タイヤの空気圧・ひび割れ・変形」が32.2%で最多だった。

 調査は今年9月から10月に同協会のホームページを通じて行った。

 キャンピングカーは通常の乗用車などと比べて荷物を多く積むケースが多く、タイヤの負荷能力をオーバーしたり、空気圧不足のまま使用したりするとタイヤの損傷や燃費悪化につながる恐れがある。日本自動車タイヤ協会(JATMA)などでは、むやみに荷物を積み込まないことや適切な空気圧管理をユーザーに啓発している。


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