新型コロナウイルスの感染拡大の影響で生産を停止していた海外のタイヤ工場が順次再稼働を始めている。住友ゴム工業はブラジル工場で15日に生産を再開したのに続き、トルコ工場でも20日に稼働を始めた。外出禁止が続く南アフリカの工場では4月末まで生産停止を継続する。
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は米ジョージア州のタイヤ工場で行っている生産調整を4月25日までとすることを決めた。同工場は4月1日から稼働を停止しており、当初は19日から再開する予定だったが、在庫が確保できていることから1週間の延長を決めた。