米クーパータイヤは7月23日、セルビア・クルシェバツ工場の増強に向けたプロジェクトが進行していると発表した。投資額は5500万ドル(約58億円)で、需要増が見込まれる大口径タイヤを新たに生産する。
今回、設備の改修や拠点の拡張を進め、118名を新規雇用する。工事は今年後半に完了し、生産能力は3割増える見通し。さらに、将来的に生産能力の倍増を見込める設備も設ける。なお、セルビア政府から約800万ドルの支援を受ける。
同社は2012年、現地メーカーが運営していた生産拠点を取得。米ラバー&プラスチックニュースによると、生産能力は乗用車用タイヤが日産7500本。