仏ミシュランは8月13日、「MICHELIN Pilot Sport Cup2 ND0」を装着車両が一周20.832kmの独ニュルブルクリンク北コースでエグゼクティブカークラスのラップレコードを更新し、7分29秒81のタイムを記録したと発表した。車両はした独ポルシェの「Panamera」(パナメーラ)で、タイヤサイズはフロントが275/35ZR21、リアが325/30ZR21。ドライバーはポルシェのテストドライバーを務めるラース・カーン氏が担当した。
装着タイヤはミシュランとポルシェが共同で開発し、新型「Panamera」が求める特性に最適化した専用タイヤ。高いグリップレベルや安定したパフォーマンス、優れたフロントとリアのバランスを実現しつつ、転がり抵抗に関する欧州の規制にも適合している。「Panamera」の発売後にオプションとして装着できるという。
「MICHELIN Pilot Sport Cup2」はポルシェの「918 Spyder」や「Cayman GT4」などにも新車装着されており、最高レベルのモータースポーツで培われた技術を採用している。