フィンランドのノキアンタイヤが欧州のドライバーを対象に実施した調査によると、ユーザーがタイヤの溝深さを確認する頻度は「年に2回」が3割と最も多く、次いで「2~3カ月に1回」が24%、「年に1回」は13%、「前回いつ確認したか分からない」は10%だった。
同社では「タイヤの摩耗に注意を払っているのはごく一部の人だけだと分かったが、タイヤは車と道路の唯一の接点であり、交通安全において非常に重要だ」と指摘している。
あわせて、夏季の運転時のリスク要因に関する質問には、53%が「他のドライバーの行動」と回答した。同社では「人的要因が車の運転において重要な役割を果たしていることを示している」と分析した。
この調査は、ノキアンタイヤが2018年5月にドイツ、フランス、イタリア、ポーランド、チェコの5カ国で実施し、各国から約1000人の回答を得ている。