日本自動車タイヤ協会(JATMA)はこのほど、タイヤの空気圧適正管理を啓発するポスターとチラシを発行した。同会が2015年から2019年に実施した点検活動では、乗用車の4台に1台が空気圧不足のまま使用されていることが分かっている。一方、空気圧が不適正の状態だと燃費が悪化するほか、偏摩耗によるタイヤ寿命の低下、さらにはバーストにつながる可能性もある。ドライバーへ空気圧は自然に低下することを訴求するほか、空気圧不足によるデメリットを周知し、月に1度の空気圧点検を啓発していく。
ポスターは5万5000部、チラシは28万部を作成し、会員メーカーの系列販売会社を通じてタイヤ販売店やタイヤ専業店などへ配布する。