東京オートサロン事務局は来年1月15~17日の3日間、「TOKYO AUTO SALON」(東京オートサロン)を千葉市の幕張メッセで開催すると7日発表した。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、現地での開催に加えて、「オンラインオートサロン」も展開する。オンラインでは映像プログラム配信(オートサロンTV)とバーチャル展示会場(バーチャルオートサロン)を併用し、業界初の試みとして“ハイブリッドイベント”を実施するという。
「東京オートサロン」は今回で39回目の開催となる。国内の主要自動車メーカー、外国車インポーター、タイヤ・ホイールメーカー、アフターパーツメーカー、カスタムショップなどが一堂に会し、最先端のカスタムトレンドを発信する。また、近年は多くの自動車メーカーがスポーツコンセプトモデルなど力を注いで開発した新型車を発表し、またレース参戦車両の初公開とともにモータースポーツ活動の体制発表を行う場としても大きな注目を集めている。
事務局では「コロナと共存するニューノーマル時代を迎え、リアル(現地)とオンラインを組み合わせた新たなスタイルのイベントとして、さらに多様性に満ちた楽しみ方を提供する」としている。
なお、イベント開催に関する政府の基本的対処方針に従って入場者数に上限を設け、チケットはオンラインでの事前販売とする予定。一般公開は土日に限定し、金曜日は業界関係者および報道関係者にのみ公開する。さらに、会期中は時間帯や会場の混雑状況によって入場制限を実施する場合があるという。チケットの販売開始は12月1日を予定しており、詳細は近く公式ウェブサイトで発表する。