冬のドライブシーズンを控え、日本自動車タイヤ協会(JATMA)は一般ドライバー向けにスタッドレスタイヤの履き替えや早期装着の啓発をスタートする。
同会では2012年から啓発チラシやポスターを制作し、各地区の官公庁などの協力を得て活動を展開してきた。今年は降雪地域向けと非降雪地域向けの2パターンで合計30万7000部のチラシを作成。ポスターは2万部を用意した。JATMAの各支部を通じて、自動車関連団体や関係先機関などでチラシの配布やポスターの掲示を要請する。また、NEXCO中日本が管轄するサービスエリアに置かれているフリーペーパーに広告を掲載するなどして、多くのドライバーにスタッドレスタイヤの重要性と冬道を走行する際の安全運転を訴求していく。
同会では「昨シーズンはまとまった降雪がなく、ドライバーの方々の中で大雪があった時の記憶の風化を懸念している。もう一度、冬用タイヤの必要性を啓発していく」と意欲を示している。