JAF(日本自動車連盟)青森支部は、冬用タイヤへの交換が本格化するのを前に、作業時のジャッキ倒れのトラブルへ注意を呼び掛けている。同支部によると、昨年11月1日から11月30日までの1カ月間、青森県内でジャッキ倒れトラブルに関する救援要請は20件発生している。
ジャッキ倒れとは、車体を持ち上げている状態の時に、不安定になりジャッキが倒れてしまうこと。事故を防ぐためのポイントとして、「サイドブレーキを必ずかけ、パンクしたタイヤの対角線上のタイヤに輪止めを設置する」「取扱説明書に記載してある指定されたジャッキアップポイントにジャッキをしっかりかける」ことなどを掲げ、タイヤ交換作業時の注意を促している。
同支部では「タイヤを外した状態でジャッキが倒れてしまうと、車体にダメージが負うばかりではなく作業者自身が怪我をしてしまう可能性もある」としている。