独コンチネンタルは11月12日、次期取締役会の会長にニコライ・セッツァー氏が就任する人事を発表した。任期は2020年12月1日から2024年3月まで。健康上の理由により、11月30日付けで辞任するエルマー・デゲンハートCEOの後任となる。
デゲンハートCEOは「監査役会の決定を歓迎し、ニコライ・セッツァー新会長とコンチネンタルの大きな成功を祈る」とコメントした。セッツァー氏は、「全世界の経営幹部そして従業員とともに、テクノロジーカンパニーとして進行中の成長戦略を途切れること なく遂行し、新たなモビリティの時代へと、コンチネンタルを導く」としている。
セッツァー新CEOは1997年にコンチネンタルに入社。2011年8月には乗用車タイヤ・商用車タイヤの両事業を含むタイヤ部門長などを担当した。2019年4月にオートモーティブ・グループに異動し、オートモーティブ役員会の代表を務めている。