JAF(日本自動車連盟)中国本部は12月16日の中国地方への降雪により、鳥取県と中国地方の山間部で救援要請が増加したと発表した。
12月16日の救援要請件数は、特に鳥取県では前年同日と比べて約3.7倍の145件にのぼったほか、広島県も243件(前年同日は163件)で急増した。同本部では「例年積雪の始まる時期は雪に慣れている地域でも出動要請が増加する」とした上で、「昨年は暖冬の影響で積雪が少なかったことなどもあり、今年の急激な冷え込みに対しドライバーの準備が遅れていることなども一因」としている。
また、「これから自動車販売店の多くが休業となる年末年始に向け、真冬のトラブルに備えた点検・準備と冬用タイヤの装着を」と呼び掛けている。