ブリヂストンは、小型トラック・バス用タイヤ「DURAVIS(デュラビス)R207」を3月1日から発売すると発表した。発売サイズは15~17.5インチの23サイズ。
同社では、「Eコマースの拡大により宅配ニーズが増加する中、新型コロナウイルスの影響等でネットショッピングの需要増加に拍車がかかっている」とした上で「小口配送を行う運送事業者の『安心・安全な定期配送』『タイヤメンテナンスの負担低減』『経費削減』をサポートする」としている。
また、ブリヂストン及びグループ会社のブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、輸送業界を足元から支えるソリューションビジネス「タイヤソリューション」を2021年から強化する。同製品はソリューションビジネスのベースとなる「断トツ商品」の一つとして発売した。従来品(デュラビスR205)の性能を維持しつつ、ウェット路面での発進時のグリップ性能に配慮し、安全性を確保した。
さらに、運送事業者の稼働をサポートするため、従来品と同等の耐摩耗性能やウェット性能を保ちながら、ローエナジーパターンの採用やショルダー部の接地面積増加などで摩耗ライフを25%向上した。
「タイヤソリューション」では、運送事業者のニーズとビジネスを見据え、安心・安全につながる高品質な商品とサービスを追求し、事業者の本質的な課題を解決する最適な組み合わせを提案している。ブリヂストンは、新品の商品だけではなく、リトレッドサービスや「タイヤマティクス」などのデジタルツール、メンテナンスの提供を通じてソリューション事業を推進・加速していく。
同社では「社会価値および顧客価値を最大化するとともに、安心・安全なモビリティ社会に貢献する」としている。