ブリヂストンは2月1日からSUV専用タイヤ「ALENZA(アレンザ)LX100」を発売する。発売サイズは15~22インチの全39サイズで、価格は税抜1万7300~9万5700円。
新商品は同社のサイレントテクノロジーを採用し、騒音エネルギーが従来品(デューラーH/L850)から22%低減。また通常、タイヤの摩耗度に比例して大きくなるノイズにも着目し、60%摩耗時の騒音エネルギーは9%低減した。さらに、SUVに特化したトレッド部チューニングの採用により、摩耗ライフは5%向上している。
技術面では、「3Dノイズ抑制グルーブ」のダブルブランチ型消音器により優れた静粛性を図ったほか、摩耗後も高周波ノイズを抑制する「シークレットグルーブ」や、「3Dノイズカットデザイン」を採用した。また、非対称新パターンやブロック剛性の最適化により摩耗ライフを向上し、SUV専用構造の高剛性ケースの搭載でふらつきや乗り心地といった操安性能にも配慮した。
同社では、「国内のSUV市場は近年拡大傾向にあり、特にセダンやミニバンの代替車両として街乗りなどで使用されるオンロードSUVが増加している」と指摘。今回、SUVブランド「アレンザ」に静粛性や快適性を重視したオンロードコンフォート「アレンザLX100」を加え、オンロードスポーツ「アレンザ001」と共にラインアップすることで、「オンロード領域のSUVへの価値を強化していく」という。