ブリヂストンは2月5日、2022年4月に入社する総合職の新入社員から職種別採用を導入すると発表した。採用後に適正をみて配属する従来のポテンシャル採用に加え、職種別採用を導入することで、キャリアプランが明確な人材の採用を進め、経営体質の強化につなげる。
「デジタル職」や「研究開発職」など、職種ごとに約10の募集コースを設ける。学生は応募時に希望を選択し、内定と同時にその職種への配属が確約される。なお、入社後はキャリアパスによって職種変更も可能という。22年度は事務系、技術系を合わせて55名の採用を計画しており、そのほとんどが職種別採用となる見込みだという。
同社はHRX(ヒューマンリソース・トランスフォーメーション)を推進しており、今年1月には、ジョブ型コンセプトを一部導入した新しい人事制度に移行している。