グッドイヤーの欧州拠点 ドライビングシミュレーター導入

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カテゴリー: ニュース
グッドイヤーが導入したドライビングシミュレーター
グッドイヤーが導入したドライビングシミュレーター

 米グッドイヤーは1月26日、ルクセンブルクのイノベーションセンターに独ヴイアイグレイド社のドライビングシミュレーター「DiM250」を導入すると発表した。欧州拠点の製品開発を強化するとともに、既にDiM250を導入している米オハイオ州アクロンの拠点との技術協力を促進する。

 ドライビングシミュレーターはタイヤ開発の初期段階で一定の試験が可能。プロトタイプを作る前に、性能がより高いモデルを特定できるという。またグッドイヤーでは「カーメーカーから要求があれば、適切な時間でタイヤモデルを提供できる」としている。

 なお、グッドイヤーの米国及びルクセンブルクのイノベーションセンターでは、バーチャルのタイヤ開発を補完するため、ヴイアイグレイドのシミュレーター「COMPACT」も利用している。

 ヴイアイグレイドでは「『DiM250』と『COMPACT』によってグッドイヤーはバーチャルタイヤ開発の最先端に位置し、カーメーカーとのコラボレーションや加速する商品開発において大きな競争優位を獲得した」とコメントした。


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